ものまちぐらし

ものまちぐらし

設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

MENU

まだ決められた場所で働いているの?場所を選ばず、働くことのメリット・デメリット

f:id:kotaro_qiq:20170405152259j:plain

さっそくですが、ぼく最近、場所を選ばずに働いていて、コワーキングスペースで仕事していたり、カフェで仕事していたり、外で仕事していたり、家で仕事していたり、もはや様々なのですが、こういう働き方をはじめてみて、はや半年以上経つので、ちょっと「場所を選ばずに働くこと」に対して、思うところをまとめてみたいと思います。

(あくまで個人的な感想です)

 

まずは良いところ(メリット)から!

メリット1:気分転換でき、集中できる!

ぼくの場合は、毎週いくつか行くところが5~6つ決まっていて、そこをローテーションして働いているのですが、これがまた結構気分転換になっていいんですよね。それに集中できます。

 

一カ所にとどまって、オフィスで仕事していると、フリーアドレスの会社でなければ、隣り前後の同僚・上司は自分ではどうしようもないじゃないですか?もしかしたら、嫌な上司の隣りで働かないといけないかもしれないですし、そうなると仕事が苦痛で仕方がないですよね。

 

場所が固定されてなければ、そんなお悩みからもサラバです!ノンストレス!

 

メリット2:さまざまな人とのネットワークが増える!

これはまあコワーキングスペースの話ですが、何回も同じ場所で仕事していると、自然と人脈が増えてくるんですよね。

自分がこれまで絡んできたことがなかった職種や性格の人とかと結構話す機会がどんどん出てきました。

最近、まちづくりを「本気で」していくためには、ただ頭でっかちなだけでなく、色々な「コト」を起こす能力が必要で、その「コト」を起こすうえで、だいたい必要になってくるのが、「人脈」だったりするんですよね。

たとえば、そのまちや場で「食」のイベントをしたかったとしたら、自分で「食」関連の人脈がなければ、自分が「食」に精通してない限り、その「食」イベントはできないし、できてもつまらないものになってしまうと思うんです。

あとは、なんか建物をつくったり、リノベーションして空き家を活用すると言ったって、その中のコンテンツを決めるうえでも、いろいろなジャンルの人脈があった方が、コンテンツ決めやすいですよね?人を探すところから始めなくて済むんですよね。

 

ということで、そういうネットワークづくりは、決められた場所で働いている人よりもノマド的に働いている人の方が、圧倒的優位な環境で働いているのです。

 

メリット3:いろいろな発想が浮かびやすくなる!

普段とは異なる環境、普段とは異なる人との触れ合いを通すからなのか、いろいろな発想が浮かびやすくなります。

 

メリット4:自由に自分で時間を決めて働くことができる

結果や成果を出し続けるというプレッシャーは少しあるものの、結構自分で自由に時間を決めて、仕事ができるようになります。

 

 

 

次はわかってきた働く上での弊害(デメリット)

デメリット1:場所を探すのがめんどう

ぼくは割とローテーションして、色々な場で働いているので、そこまで面倒な場面に出くわさないのですが、たまにカフェで仕事するってときは、これが面倒ですね。

そして、そこからWi-Fi接続してとか、なんやかんややっていると、仕事に取り掛かるまでに時間がかかって全然効率的でないときがあります。

 

デメリット2:本社に戻らないとできないことがあってめんどう

これは完全に今の会社の問題ではありますが、会社に行かないと見れない資料や決裁ができないなど、いろいろと本社にもどらないとできないことがあってめんどうです。

 

デメリット3:集中が切れるときはとことん切れる

ほぼほぼ、色々な場所で個人で働いていることが多いので、集中が切れたときはとことんやる気が出ないなんてこともあります。

やはり見ている人がいないと、ぐいっと仕事ができないときがあります。

まあ、そういう時には外にでも出て、気分転換していますが(これもまた場所を選ばずに働けるメリット)、自分なりの集中力を取り戻す方法とそこで仕事をさぼらない、忍耐力や自分を律する力が必要になったりします。

 

★★★

デメリットもいろいろとあるけど、まあ慣れれば、いろいろなところで働けるというのは、結構ストレス負荷も少なく、いい感じです。

 

皆さんにもぜひやってほしい!

ということで、そんな感じ!