ものまちぐらし

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設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

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書類通過率100%の履歴書、職務経歴書のつくり方

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転職活動をしていて、受かったり、落ちたり、それで一喜一憂したりと、色々ありましたが、書類で落ちたことは一度もありませんでした。(5社中5社、書類は通過)

 

書類を送ったら、その日中に次のステップに進んでほしいと言われることもありました。

 

ただ単に経歴を魅力に思ってくれたところもありますが、書類の作り方を面接官に褒められたり、エージェントサービスのコンサルの方にも直すところがないと言われたりした等、そこそこに書類作成能力はコンサルで鍛えられたんだなーと実感しました。

 

ってことで、ぼくが気をつけた履歴書、職務経歴書の書き方をまとめてみます。

 

 

職務経歴書の構成をしっかりと考えよう

当たり前ですが、わかりやすい構成を心がけてください。

この辺りは、「職務経歴書 構成」とか「職務経歴書 書き方」とかで山のように出てくるので、それを見ながら、自分1番いいと思う構成で書いてください。

 

ぼくは、以下の構成としました。

 

1.これまでの経歴要約

これまでの経歴の要約とともに、そこから培われた強み、そしてその強みを活かせる職場が御社なのだと、5行くらいで短くまとめました。

 

2.現在の勤務先企業

現職がどのような企業(資本金や従業員数など)で、どんなことをしているのか、簡単にまとめました。

 

3.主な業務経歴

これまでの業務を類型化し、代表的な業務を表形式でまとめました。

 

4.保有資格・スキル・コンペ実績

一級建築士などの資格や使えるPCソフト、これまでコンペで受賞した実績などを箇条書きでまとめました。

 

5.これまでの経験から活かせる強み

自分の強みとそれをどのように業務に活かせると考えているかについてまとめました。

強みは3つほど書き、それぞれ5、6行程度でまとめました。

ぼくはポートフォリオも別につくっていたので、そのポートフォリオとリンクするような形で工夫しました。

 

以上の5項目について、A4裏表1枚で簡潔にまとめました。

これまでの経験や業界によってもまとめ方は人それぞれにならざるを得ないと思いますが、参考にしていただければと思います。

 

フォントはしっかり使い分けよう

当たり前だろ!なんて思う方も多々いると思いますが、クライアントによっては、何だこの資料?って思うくらい、フォントの使い分けができてなくて、見難い資料をたくさん見てきました。

 

ということで、あえて書かせてもらいます。

 

どう使い分ければいいってのは、人それぞれ好みがあるのでしょうが、ぼくがこれまで資料を作りまくってきて、1番オススメしたいのは以下の使い分けです。

 

タイトル:MSゴシック 12pt

本文       :MS明朝  10.5pt

強調       :HGPゴシック+ボールド+下線  10.5pt

 

タイトルは他より大きめの12ptがオススメです。

また、資料のココを見て欲しい!ってところはHGPゴシックで強調します。HGPゴシックをボールドするとMSゴシックより若干目立つんですよね。なので、ぼくはよく使ってます。

 

表は見栄えに気を使おう

表のデザインは色々とありますが、たとえば以下のサイトなんかで研究して、表をかっこよくつくりましょう。

 

グラフと表|伝わるデザイン

 

線の太さや種類を変えたり、背景色を濃いめに塗って、白抜き文字にしたりするなど、工夫はいろいろとあります。

 

注意点は白黒印刷でも耐えられるものにしておくこと。

相手が白黒印刷して、見ることになるかもしれないですし、あまり色を多用しすぎると大抵は見栄え的にとっ散らかって、見辛くなる可能性が高いので、やめましょう。

 

余白や字下げ、インデントなどに気をつけよう

あまり詰め込み過ぎても、ぱっと見の美しさがよくないので、ある程度の余白は設けるようにしましょう。

 

また、字下げやインデントはきっちり1字下げて、段落がわかるように、そして上下の文章文字の縦の位置が揃うようにしてください。 

 

 

あとの注意点は、とにかくわかりやすく、簡潔にまとめてあげること。

何をやってきたかを簡潔にまとめ、かつそれが転職先の会社にとってどう活かそうと思っているかのストーリーがA4裏表1枚の中でまとめられていると良いです。

 

そんな感じっ!

それでは!