転職する!ってことを言うと、「え〜!いいな〜!!」的な反応をする人が一定程度います。
こういうことを言う、だいたいの人が、現状の会社に常に不満を持っていて、事あるごとに愚痴を、我が愛息子のヨダレのごとく、垂れ流していたりするんです。あぁ、我が子は今日も可愛いです。可愛すぎてつらい。。。
はい。
もうね、いいなって思うなら、転職活動してみなよ。って思います。
実際に、じゃあ試しに転職活動してみれば?って言うんですが、だいたいが「まあ、今はね、、、」的な反応を示します。
理由は様々ですが、大体が以下の4つに大別される気がします。
①こういうスキル磨いてから辞めたい
②今抱えている業務がある関係上、辞めづらい
③何がやりたいかわからない
④ただ、転職する気力がないだけ(いいなーと言っているだけで、転職なんてする気がない)
④は論外ですが、①〜③の理由で、本当は辞めたいけど、辞められないって思っているのであれば、「さっさと転職活動してみなよ」ってオススメします。
その磨きたいスキルは現職で一体いつになったら磨かれるのか?
今は転職の時ではない、こういうスキルを磨いた方がきっと評価されるから。と転職活動をしない人がいますが、一体そのスキルはいつ磨かれるのでしょうか?
1年後磨かれているんだったら、良いかもしれませんが、そもそもそのスキルが評価されるかどうかわかりません。
てか、ぶっちゃけ何が評価されるかなんて、転職活動をしてみないとわからないんですよね。今回転職活動をしてみて痛感しました。
同じような仕事内容の企業を受けているにも関わらず、実際に受けてみると、A社では設計スキルを、B社ではまちづくりに関わってきたスキルを、ってな感じで全然違っていたりするわけです。
それは、よくある「こういう人材求む!」的な熱い感じのことを書いてあることからは決して読めなかったりします。はじめから書いておけよ。
で、複数社同じような仕事内容の企業を受けてみると、ようやくその傾向がわかったりするんですよね。それはその企業がいつ設立されたのか?というところに起因しているかもしれないですし、トップの性格かもしれませんし、今いるメンバーの得意不得意に起因しているのかもしれないです。
ただ、これって本当に面接してみないと正直わからないんですよ。どんなに企業のHPを見てもわからない。まあ、その企業関連のニュースがあれば、それを見ると何となくわかることもありますが、やっぱり受けてみないと本当のところはわかりません。
ってことで、勝手に想像して、「こういうスキルが身についていれば評価されるだろう」と考えたスキルなんて、実際に評価されるかどうかはわかりません。むしろ企業側としては、歳取っている人よりも、比較的若い人を取って、育てたいと思っているかもしれませんし、そういう企業だったら正直そのスキル自体が邪魔だったりするかもしれません。
だったら、若いうちに想いと熱さで当たってみるのも悪くないと思います。
どちらが採用の確率が高いかなんて、わからないです。
でも、少なくとも今自分がいる企業が「自分のいるところではない」ってはっきり思うなら、さっさといなくなってしまった方がいい気がします。
今抱えている業務があるから、辞められない
まあ、わかる。
その業務に愛着を持っているのであれば、その気持ちわかる!
ただ、ただですよ?
その業務が落ち着くまでどのくらいかかるの?ってところなんですよ。
それ落ち着くの数年後だったりしたら、もう時すでに遅し!って年齢になってたりしない?いつのまにかその間に、その会社でしか仕事ができない人間になっていたりしない?
なんてことも思うわけです。
やっぱ、自分の先の人生を本気で考えたうえで、その業務にどこまで自分の人生捧げられるか?って考えたときに、会社の愚痴ばかり垂れ流しているようなやつが、そこまで人生捧げられるとはぼくは思えないんですよね。
そんなに愛着のある業務を抱えているのであれば、もっと楽しそうに仕事しているし、そんなに愚痴ばかり出てこないですよ。きっと。
だから、こういう人の本音は単純に転職面倒臭い、転職怖い。こういう意識がどこかしらにあって、ただ転職ができない言い訳に、「今自分が抱えている業務」を用いているに過ぎないと思っています。
動けないなら、無理に進めませんが、本当にあなたが今立っている場所でいいの?後悔しない?ぞっとしない?
ぞっとしたなら、ちょっくら転職活動してみようよ。試しに。とぼくは思います。
何がやりたいかわからない
だったら、転職活動しようよ!笑
いや、なんでもかんでも転職活動しようって言う、怪しい転職コンサルみたいになっているけど、でも実際そう思うんですよね。
だって、今の仕事していて、何がやりたいかわからないんだったら、少なくとも今の仕事にはやりたいことがないわけですよね?
だったら、ちょっと試しに転職活動してみるのはいいですよ。
別に活動してみて、結果転職しない!って決断も全然ありなんですよ。
一定程度、社会人を経験してみて、自分の働きに対する価値観がわかり、自分のいる業界の動きや他社の評判なんかも、学生時代よりはるかにわかるようになっている上で、転職活動することで自分がやりたい方向性って、結構固まってくると思うんですよね。
ぼくもやりたい方向性は結構固まっていて、転職活動をはじめていたけど、活動をしてみて、自己PRや業界研究、志望動機をいろいろと考えているうちに、よりやりたい方向性やなりたい自分像ってのが見えてくるようになりました。
結局、こういうのって本気になって考えないとなかなか考えがまとまらないんですよね。なので、転職活動に身を投じることで、自分の思考を加速させちゃうってのもアリだと思うんですよね。
★★★★★
転職させたいだけの、怪しいコンサルみたいになってしまいましたが、実際今の会社の愚痴ばかり言っているなら、なんやかんや言う前に転職するか、もしくは自分の今の仕事、ひいては今の自分の職場、会社を面白く変えるためにはどうすれば良いか考えることに頭使った方がいいのではないでしょうか?
さあ、みんなでレッツ転職!
そんな感じっ!
おしまい!