道端で何で選挙なんか行かないといけないの?意味なくね?と言っている方がいので、その場で小一時間説教垂れてやろうかと思ったのですが、コワモテの人だったので、ブログでぐちぐち呟こうと思います。
選挙に行く意味
①若者の投票率を上げる
よく白票でもいいから、選挙に行けと言われていますが、若者においては、本当にその通りで、世代別の投票率を上げるという意味で、もう誰でもいいから投票すべきなんです。
というのも、こちらをご覧ください。最近行われた都知事選の投票率。
出典:年代別推定投票率グラフ(東京都知事選挙) | 東京都選挙管理委員会
もうね、俄然若者の投票率が低くて高齢者が高くなっているんです。
そりゃ、立候補者は票数が多い高齢者の方に向いた施策を考えるし一生懸命になりますよね?そんで票数の少ない若者の施策はあまり本気になって考えられない。要は、若者は舐められるわけです。
もう、立候補者なんて、選挙落ちたら無職になってしまうわけです。そんな人にとって投票率はめちゃめちゃ大事なんです。
んで、選挙行かないようなやつに限って
待機児童ガー!とか
雇用ガー!とか
ブラック企業ガー!とか
うるさいんですよね。
これらの問題に関心を「本気」で政治家に持ってもらうには、とにかく若者の投票率を上げる!これしかないんです。
ってことで、「どの政党に入れていいかわからない」、「政治のことよくわかっていないのに、投票するのはよくない」とか、そんなのはクソみたいな理由なわけです。あみだくじでも、鉛筆転がして決めてもいいから、投票すべきなんです。それは、なぜすべきかと言うと、投票率を上げるため!これに尽きるわけです。
選挙は権利っていうかもはや若者においては義務なんですよ。
反対に定年退職したじいさん、ばあさんはもう国のためを思って選挙に行かないで欲しいです。
②今投票して何かが変わったとしても、それはだいぶ先になるから、投票に行っても無意味という謎理論
例えば、待機児童の問題に悩まされている人が、今投票に行っても待機児童の問題が解決されるのは、自分が関係なくなった時になるから、投票に行っても無意味とか言う人もチラチラ見かけます。
いやいや、そう思うなら数年先の自分にとって優位な施策を考えている人や党に投票すればイイじゃん!ってことです。
待機児童に悩まされている人が、今後課題になってくる、またはその時点でも課題となっているのは、小学校低学年時の学童の問題や私立の学校に入れた場合の教育費や大学の学費、女性の雇用の問題、長時間労働に関する問題など、もう山のようにあるでしょ?
それに対して、何かしら方針を示している人に投票するとかすりゃ良いじゃん。何でしないの?ホント謎です。ミステリー!
③1票入れても何も変わらないという輩
政治は確かに1票だけでは何も変わらないけど、昨日まで選挙に行かなかったお前は明らかに変わったよ。
とか何とかイイ感じのこと言ってやりたい!
まあでも真面目な話、1票入れても何か政治が変わるわけではないというのは、実際その通りです。
ただ、あなたのような「1票を入れても何も変わらない」と考える人が1票を入れるというのはとても価値あることだと思っています。結局有力政党の支持を得て、団体票を多く集めた候補者が当選しようともです。
たとえば、自分が投票した人が落選したとしましょう。あなたの1票は無駄になったか?というと、投票率によってはそうではありません。割と僅差で落選したなら、当選者は次回の選挙で落選させられないように、僅差で落選した候補者の施策も意識することになるからです。
また、箸にも棒にもかからないような候補者に1票を入れるというのも意味なくはありません。最初にも述べたように若者の投票率が上がるからね!最悪マック赤坂に入れたっていいのです。
★★★
選挙に一定期間行ってない奴は、公的なサービスを受けれないまたはかなり不利になるようにするとかしてくれないかなー
だって、選挙に行かないってことは、この国のことなんてどうでもよくて、自分一人で生きていけるって人でしょ?
自分一人で生きていけないのなら、この国の将来を考える一大イベントに是非とも参加するようにして欲しいものです。
おしまい!