ものまちぐらし

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設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

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受かった人も落ちた人も!一級建築士の学科試験を終えてからやること

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一級建築士の学科試験が終わりました!お疲れさまです!

 

社内でも今日はポケモンGOの話より一級建築士の学科試験がどうだったかって話が中心でした。さすが建築系の会社。ポケモンGOをインストールしたのは、もしかして社内でぼくだけかもしれない。。。

 

社内でも結果が振るわなかった人、無事製図試験に進めそうな人と様々でしたが、あなたはどうだったでしょうか?

 

とりあえず、学科試験通った人、通らなかった人がやったほうがいいと思うことを書き連ねてきますね。

 

 

学科試験通った人

おめでとうございます!この方々に対しては、ぼくの経験からいくつか。

 

とりあえず、休め!

いや、もうひとまず解放された感となんとか通ったという高揚感、そしてあと3ヶ月も地獄の勉強日々が続くのかという憂鬱感と、なんとも言えない気持ちが入り乱れていることでしょう。

 

もうね、とりあえず次の製図授業日まではやることは道具揃えておくくらいだから、とりあえず休んで!

 

ちなみに細かい道具も揃えておいてください。参考に、下記の記事を。

www.3bouz.com

 

初回の授業なんて、どうせ線を上手に書くとか、本当しょうもない授業しかしないから。なんなら行かなくてもいいよ。あんなん。

 

旅行しても良いよ!

もう息抜きにいっそ、小旅行にでかけてもいいんじゃないっすか?

ぼくは、2泊3日の旅に出かけましたよ。2回目の製図の授業をサボって。

 

まあ、ただ製図試験のテーマだった道の駅は何個か旅の中で見に行きました。

そこは、真面目w

 

 

建築設計資料くらいは目を通して、やる気を高めておく

製図の授業は、ほぼ朝から晩までと本当にハードだけど、まあやっぱり結構面白いわけですよ。図面描くのは。とくにエスキスは面白い。

 

ってことで、一応設計資料くらいは目を通してイメージを高めておくと、ライバルに一歩差をつけられるかも。

 

 

 

 

 

 

最近の建築設計資料はkindle版もあるのか!これは便利!

 

 

学科試験の結果が残念だった人

お疲れさまです。正直、試験勉強の日々が終わってホッとしていたり、悔しくて悔しくてしょうがなかったり、どうせ来年を本番だと思ってのぞんでいたから、さほど気にしてなかったり、様々な人がいるでしょう。

 

ぼくは、1発で受かったので、気持ちは想像しかできませんが、周りに3、4年やっても受からない人を見ているので、そういう人を見て、いくつか思うところを。

 

とりあえず、休め!

いや、まあこれは受かった人と一緒ですね。もう疲れたでしょ。休んでください。

ただ、1、2週間程度ですよ?休んだら、とっとと勉強したほうが良いです。

 

 

これまで勉強したことを無駄にするな!

これ、数年受けても学科試験でダメな人を見ていると、本当に思うんですよね。

 

いやね、つらいと思いますよ。1、2週間休んで、また来年の学科試験のための勉強を開始するとか、もうあり得ない。

 

でもね、せっかく過去問を何回か解いているのに(解いていない人は論外)、それをそのままにして、新年明けくらいまで、あまり勉強しないでいると、また一からのスタートになってしまいますよ。

 

数年受けてもダメなやつは、だいたいこのパターンに陥っている。

 

ぼくがこの立場なら、1週間で1年分の過去問を解くと決めて、1日30分〜1時間くらいは勉強すると思います。

 

平日の5日で5科目解いて、土日は完全に休む・遊ぶでもいいですし、土日に集中してやることにして、平日は仕事終わりは休むでもいいです。

 

ただ、せっかくここまで積み上げたものを崩すことのないように、ちょっとでも過去問を解き続ける週間をつけることが大事です。

 

 

根本から理解をしよう

基本は過去問解いてりゃ、学科試験は受かります。あと、模試の復習。

これだけやってりゃ受かるのだから、真面目に勉強すれば、誰だって受かるのが学科試験なんです。

 

ただ、過去問解いてても、頭に残らない、イメージが湧かないって方も中にはいるかと思います。たぶん細かいことが気になってしまう真面目なタイプなんだと思います。(ぼくは大雑把で大枠しか覚えようとしないので、あまり細かいことは気になりませんが、、、)

 

ってことで、こういう方は、来年の学科試験まで時間があるので、過去問を忘れないように少しずつ解くことと並行して、根本から理解することに時間をかけるのも良いでしょう。

 

たとえば、この本とか!

 

都市計画法の制定にがっつり関わった大塩洋一郎という行政マンが書いた本です。

 

都市計画法だけ読んでいると、小難しい文字の羅列にしか見えないかもしれませんが、こういった本を読むと、都市計画法ができた背景、それぞれの条文の意味がより明確にわかってきます。おすすめですよ。

 

あとは、 こういう実践的な本を読むのもいいですよ。

 

 

こういう本を読むと、実際の実務に結びつけていろいろな法規制を思い浮かべることができるので、知識が定着しやすいです。

 

あと、ぼくは施工がとても苦手だったので、

 

こういう本も読んでましたね。

 

★★★

受かった人も落ちた人もこれからが再スタートだと思って、仕切り直しましょう。

おしまい!