ものまちぐらし

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設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

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【一級建築士合格】試験間近くらい仕事は勇気を持って絞っていこう

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一級建築士の学科試験まで残りわずか。

 
もはや、この記事を書く時期としては、遅いのですが、最近一級建築士試験を受ける後輩を見ていて少し思ったことがあるので、書き残しておきます。
 
 

弱気になる時期 

この時期になると、模試で合格ラインを余裕で越しているような人以外は、結構弱気になる人が多いと思います。
 
とくに、模試で一度も合格ラインに達しなかった人は、この時期になると割と諦めてしまうことが多いんですよね。
 
ぼくも模試では一度も合格ラインに達しなかったどころか、模試の最高得点が75点、本番1ヶ月前の模試では72点で、本番で最低でも15〜20点以上の実力の底上げが必要だったので、この時期はだいぶ弱気になっていました。
 
 

弱気になる人の特徴

最近、一級建築士試験を受ける予定の後輩を見ていても、口には出さずとも、あぁこいつ弱気になってんなーと感じることがあります。
 
なぜ、そう感じるかって?
 
この時期に弱気になる人の特徴って、仕事をたくさんやろうとするんですよね。
はっきり言ってしまえば、仕事を言い訳に試験間近という現実から逃げがちになるんです。仕事をたくさんしていれば、試験に落ちたとしても、「試験直前が忙しかったし、仕方がない」と自分に言い訳ができますからね。
 
でも、それは、まあ言わずもがな、間違った考え方です。
 
そう考えてしまう気持ちはとてもわかります。本番1ヶ月前の模試で72点だったぼくは、本番3日前から有給をとることを結構躊躇しました。というか、最後の模試の結果を見た次の日から、仕事を早く終わらせて帰ることも躊躇われた。
 
受かる可能性が客観的に見てかなり少ない中で、ここで「勉強に集中したいから」といった理由で有給をとったり、早く帰ったりしてんのに、そんで落ちたら、何だかかっこ悪いですからね。せっかく有給とったのに、休み明けに上司に「ダメでした」と報告することを考えると、、、なんてことを考えることもありました。
 
 

やるだけやってみよう

けど、やっぱりぼくはもう1年一級建築士のために勉強すること、時間を使うことが本当に嫌だと思ったので、とにかくやるだけやってみようと思い直しました。
 
こう思い直せたのが良かった。
 
最後の1ヶ月は、他の記事でも書いているように、怒涛に模試を復習した結果、これまでバラバラだった知識が一気に結びつきました。もちろん6月まで結構過去問を解きまくっていたというバックグラウンドがあってのことではありますよ。
 
結果は、最後の模試から20点アップの92点でギリギリ合格。
 
 
こういうことがあるんですよ。マジで。
 
だから、勇気を持って仕事は絞ってください。早く帰って、できれば試験間近は有給をとる。
 
そんなこと言ったって仕事が忙しいと言う人もいるのですが、よっぽど理解のない上司ばかりだったり、周りにめちゃめちゃ嫌われていない限り、仕事を絞ることは可能ですよ。一応有資格者が増えることは会社にとってもメリットですからね。
 
  • 試験の1、2ヶ月前からは、試験直前は有給をとりたい旨を周りに伝えておく
  • さりげなく、勉強頑張っているアピールを周りにしておく
  • その上でやることはやっておく
 
この3点さえ、できていれば、それなりに周りの人も気を使ってくれます。
これらを行うためには、あなたに勇気があればできますよ。
 
もはや試験まで間近なので、今更ではありますが、今からでも遅くはありません。
とりあえず、有給はとってみましょう。
 
おしまい!