最近読書方法が書かれてある本を立て続けに読んだので、ちょっとまとめてみます。
こんだけあれば、何かしらあなたの性格にあった読書方法が見つかるはず!ぜひ参考にしてください。
アクションリーディング
アクションリーディングについては下記の記事でも紹介しましたね。
読書を読書だけで終わらせず、しっかりと行動に移すために何をすれば良いかが書かれてある本です。
赤羽さんの本はとても読みやすく、さらにシンプルで有益な情報が載っていることがあるので、おすすめ!
大抵、本に関連したfacebookページも立ち上がっているので、本と一緒にそちらのグループにも入ると良いですよ。
乱読のセレンディピティ
ベストセラー、東大、京大生が1番読んでいると噂の「思考の整理学」でお馴染み 外山滋比古さんの本。
この人の本もどれもとても面白い。
本のタイトルにもなっている「セレンディピティ」
意味は、wikipediaを見ると
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。
ということみたいだ。
著者の外山さんは、この「セレンディピティ」が読書の楽しみであり、これを起こすためには、精読でも多読でもなく、「乱読」をすすめています。
とりあえず、手当たり次第気になった本を買って、しっかりと全部頭に入れようと思って本を読むのではなく、途中で投げ出して良いから、乱れ読む。そうすることで思わぬ発見や好奇心が満たされる。と言っています。
冒頭で挙げたアクションリーディングでは、絶対1冊ずつ買って読むべし!と書かれてあるんですが、それとは全然異なる読書の考え方。
1冊1冊真面目に本を読みきるように読書をしている人は、一度この本を読んでみると、もっと気楽に読書ができるかも。
必要な知識を15分でインプットできる速読術
目次をみると何やら意識高そう。。。
- 「行動」につながる「アクション・リーディング」
- 「解決」につながる「ソリューション・リーディング」
- 「視点」を変える「ブレイクスルー・リーディング」
- 「原則」を見つける「プリンシプル・リーディング」
- 「本質」を見極める「マスターキー・リーディング」
- 「師匠」に教えを乞う「バイブル・リーディング」
- 「未来」へ導く「ビジョナリー・リーディング」
この本は、本を早く読むというよりも、「いかに読書で得たことをすぐさまアウトプットに活かせるか」という視点で書かれてあります。
赤羽さんの「アクションリーディング」よりも読書の手法やアウトプットの手法としてはかなり実践的なことが事細かに書かれてあった印象。
速読術が決して書かれてあるわけではなく、いかに紙1枚に読書で得たことをアウトプットとするかが書かれています。
赤羽さんの読書終わりの0秒思考と似ていますが、紙へのアウトプット手法は異なります。
どちらも読んでみて、どちらが自分に合っているのか考えてみてください。
脳のワーキングメモリを鍛える 速読ジム
速読に興味があるけど、速読スクールって大抵高額で行く気になれないって方におすすめ。
この本の著者であるクリエイト速読スクールは実際に池袋にある速読教室。
この速読教室の宣伝も兼ねてるような本ですが、実際に速読の練習をする上記速読の教室でも実際に使われている教材が掲載されているので、独学でもある程度やる気があれば、読むのが早くなります。
レバリッジ・リーディング
「アクションリーディング」や「必要な知識を15分でインプットできる速読術」とにたようなことが書かれてます。
とにかく、読書は投資なのだと。たくさん読むことも大事だが、読んだことをいかにアウトプットしていくかだ大事だと。そういうことを本書で語っています。
読書がそんな習慣づいてない人や読書の有用性をざっくり知りたい人はこの本がおすすめですが、アウトプットの手法をしっかりと学びたい人は、「アクションリーディング」や「必要な知識を15分でインプットできる速読術」がおすすめです。
読書の技法
月平均300冊、多い月は500冊以上を読破する著者、佐藤さんの読書の技法を学べる本書。
300冊とか多すぎる!
どうやってそんなに読んでいるかというと、速読と熟読の本を使い分けているとのこと。
やはり、どんなに頭がよくても専門書は熟読しないと頭に入ってこないし、月3、4冊程度しか読めない。
他のある程度知識がある本については速読(1冊5分!?早っ!)で、必要な知識だけを得るというような読み方をしている。
詳しくは本書を読んでみて欲しいのだけど、この方も読書ノートなるアウトプットの手法について書いています。
外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術
この人の本で面白いのは、ビジネス書と教養書で読み方を変えろ!と言っているところ。
ビジネス書なんて、だいたい似たようなことが書かれてあるので、限られた名著を読めば大抵カバーできる。ビジネス書においては繰り返し読んで、読書ノートとか必要ない!と主張していて、実際に著者がこれまで読んできたビジネス書の中で、読むべきビジネス書」を71冊にまとめたビジネス書マンダラというものが掲載されています。
一方で、教養書については3回繰り返し読み、かつ読書ノートなるものはつくった方が良いということで、その手法についていろいろと書かれてあります。
個人的にはevernoteの使い方も書かれてあるのが良かった。参考にしよう。
読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]
いわずと知れた本書。
100円ノートにとにかく読書した感想や有益な情報をまとめるというもの。
細かいことが好きで、写真をアルバムにしっかり整理している人とかには向いていると思います。
まあ、面倒臭い。ここまで読書ノートをつくるのは。ぼくは外山さんいうような「乱読」が合っているような気がする。
何も紹介していないけど、売れている本なので、一度読んでみて、できることだけしてみるのも良いかも。
読書のチカラ
古典を読め!!浅い本ばかり読んでんじゃねー!
そんなことをいきなりダイレクトに突きつけてくる本書。うん。読むよ。読めばいいんでしょ。
多少飛ばし読みでも良いから、古典や過去の偉人の伝記などを読めということなので、この本を読んで、ちょっと読んでみようかなという気にさせられました。
また、そんな説教くさいことばかり書かれてあるわけではなく、アウトプットの手法などについても書かれてます。
やはり読書後はアウトプットが大事だね。どの本にも、そう書かれてあるよ。
マインドマップ読書術
本は早く読んで、マインドマップをつかって知識を定着させようといったような本。
マインドマップに興味を持った時に読んでみた本。
マインドマップは興味があるのだけど、そもそも手書きを最近もっぱらしなくなったぼくにはなかなかハードルが高い。
ただ、マインドマップに興味がある人、読書方法が全然確立していない人には、本書はかなり初心者向けなので、オススメですよ。
★★★
何が皆さんにヒットするかわからないので、ぼくには、ちょっと馴染まなかった本までまとめてみました。 まあ、そういう本は全然オススメ感が出てないですが。。
読書方法の本の多くは「アウトプットすること」
これが大抵書かれてあるので、どういう「アウトプット手法」が自分には馴染むのか、という視点で読んでみると良いですよ。
それでは、おしまい!