『アクションリーディング1日30分でも自分を変える行動読書』を一気読みしました。
著者はマッキンゼー出身で、『0秒思考』でも有名な赤羽雄二さん。
この人の本は本当に読みやすい。赤羽さん著の本は何冊か読んでいますが、全部スラスラと読めて、買ったその日には読破してしまっています。
さて、この本はこういう方に是非とも読んでもらいたい。
- 忙しくて、最近読書できていない方
- 積ん読が激しい方
- 読書で得た知識をしっかりと行動に結びつけたい方
本の構成は、以下のとおりになっております。各章のタイトルを見ているだけでも上記に挙げた人に読んでもらいたいというぼくの気持ちもわかるはず。
序章 「読みたくても本が読めない」5つのの理由
第1章 なぜ、できる人は忙しくても本を読むのか
第2章 できる人は忙しくても、なぜ本が読めるのか
第3章 短い時間で、読んだ内容を身につける「集中読書」術
第4章 できる人は、読んだ本をどう活かすか
第5章 ムダな本で時間を費やさないために
この記事では、ぼくがこの本を読んだ上で気になったところだけちょっと抜粋しようと思います。
気になったところはマーカーを引け!
著者の赤羽さんは、
- 「なるほど!」と思ったところ
- 「うまい表現だ!」と思ったところ
- 他では見ない、洞察力や知恵のある内容のところ
これらにはマーカーをつけているようです。
これまで、ぼくは本を読んでいて気になる一文には付箋をつけていたのですが、付箋をつけても気になった箇所のはじまりはわかるけど、どこまでが気になった内容なのか、あとで見返してもわからないんですよね。
また、これまでは「これはタメになる!」と思ったところに付箋をつけることが基本だったのですが、赤羽さん言うように「うまい表現だ!」と思ったところにもマークをつけるというのは、ぼくからしてみたら目から鱗。
というのも、こうしてブログを書くようになって、常日頃面白い文を書けるようになりたいなーとか、仕事でまちづくりをしていて、クライアントや住民の方々など、相手に応じたわかりやすい文章を書けるようになりたいなーとか、思っていたんですよね。
そういうのって、やっぱり文章がうまい人の文を参考にしていくことでしか上達していかない。ってことはわかっていたにも関らず、これまで読書すると熱中してしまって、本の内容しか追って読んでなかった。
今後は、マーカーを片手に赤羽さんが挙げる3つの視点を意識しながら読んでいこうと思います。
本を読んだあとは0秒思考!
はい、きました。0秒思考。この方の本には基本0秒思考の話がどっかに出てきます。
ただ、ぼくも0秒思考はやってみて、効果を実感するところではあります。最近全然できてないんだけど。
0秒思考って何?って方はこちらの本を読んでみてください。これは、マジで名著ですよ。
詳しくはこの本を読んでもらうとして、0秒思考というのは一言でいうと「1つのテーマを決め、それについて思い浮かぶことを箇条書きでA4横の紙に1分間で書きなぐってしまう」というもの。
1分間とかスパルタすぎるんだけど、この時間制限があるおかげで、変な緊張感が出て、頭はフル稼働。慣れてくると、不思議とどんどんそのテーマについて思うことをスラスラと書けるようになって、頭の整理になります。
この0秒思考を、読後すぐに行え!と著者の赤羽さんは言っています。
読後に0秒思考を行うことで、読書で得た知識を再整理できて、記憶にも定着しやすくなります。
本当、この0秒思考は日課にしていきたいんだけど、正直日課にはできていない。。。課題は、1分測って、せきららに書きたいことを書くという行動を奥さんや職場の人に見られたくないという、「周りの目」問題なんだけど、これについてゆくゆく他の記事で書きたいと思う。
本を読み終えたらチャレンジシートを書く!
さらにチャレンジシートという試みを赤羽さんは提唱されています。
読後にやること多すぎっ!けど、参考になります。
チャレンジシートに書くことは
- この本を読んだ目的、ねらい
- 読んでよかったこと、感じたこと
- この本を読んで、自分は今から何をするか
- 3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
ということ。
とくに3、4は本を読んだままで終わらせないという意味で、すごく大事なことです。
ぼくもこの本を読んだままに終わらせないために何をするか、ここで宣言します。
この本を読んで、自分は今から何をするか
まずはこのブログですね!ブログに記事をアップして、頭の整理をします!(絶賛今書いてます)
そして、上述したように、マーカー+0秒思考。これは取り入れたいと思います。
3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
積ん読をやめる!
この記事では詳しく書かなかったのですが、現在積ん読をしている人(ぼく)は、今ある積ん読本を早いうちに処理して、1冊ずつ買うことにしよう!とこの本には書かれてありました。
実際は、電車でも読めるようにkindle1冊、紙の本1冊までして、読み終わるまで次の本は買ってはダメというルールを徹底化しようと思います。
本は月4、5冊ペースを守る
基本、本は好きなのですが、浮き沈み(本をバリバリ読むときと、全く読まないとき)が激しいので読書ペースを保っていきたいと思います。
★★★
読書の仕方を変えたい人は、この本を読むとその意欲がますます湧くので、オススメです!
ぜひ読んでみてください!