ものまちぐらし

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設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

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新入社員が今後仕事をこなしていく上で気をつけた方が良い3つのこと

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新入社員が入って1ヶ月。

 

 

新入社員の頃は会社という世界に慣れるので精一杯でした。

 

何もしてないのに、変に気疲れする。

 

ストレスが溜まる一方でした。

 

仕事の内容もまだよくわからんし。

 

ただ、5,6年働き、いろいろな新入社員を見てきて、新入社員はこの3つを意識すればいいんでないかな?と思うことがあったので、まとめてみます。

 

 

「できません!」と言わないこと

「3年間はとりあえず与えられたことを断らずやってみろ」

 

これ、ぼくが新入社員だった頃に所長に言われた言葉。

 

これ以外の言葉はかけられなかったし、この言葉の真意も話してくれなかった。

 

けど、ぼくなりにこの言葉の意味を考えるに、

 

①自分が何に対して適性があるのかわからないんだから、とにかく与えられた仕事をいろいろとやってみたらいいんじゃない?

 

②「できない」と自ら言うことは、自分の限界を自分で決めてしまっているということ。若いし、可能性は無限大なんだから、限界を決めずにがんばれ!

 

という2つの意味があったのかな?と今では思っています。

 

これ、あくまで上司が良識的な人である場合のみの話だとは思います。

 

上司が適性を判断するために多種多様な仕事を割り振ってくれる。

上司が新人の限界を見極めつつ、決して限界をはるかに越えるような無茶な仕事量は与えないが、限界+α程度の仕事量を与えてくれる。

 

ことがあって初めて成り立つことでもあります。

 

とくに、新人の頃は基本的に自分が限界だと思う以上のことをやっていかないと成長できないです。それは実感できます。

 

筋トレとかスポーツにしたって、そうですよね。「あーもうダメ!ムリ!」と思ってからが勝負です。

 

ぼくも大分負荷(限界+α)をかけられましたが、今になって思えば、それが良かったです。

 

 

わからなかったら、すぐに聞き、真似すること

一方で、なんでも「できます!」と威勢よく言っちゃう新人さんもいるんですよね。

 

その威勢はとても良いんですが、「できます!」と言ったからにはある程度やって欲しいんですよ。

 

そう言っといて、全然できない人が経験的に多いです。

 

で、そういう人に多いのが、わからないことをわからないままで進めるということ。

 

まあ、上記のような威勢の良いやつ以外にもこういう人、結構います。

 

こういう人って、しばらく経って与えた仕事の進捗を見ると、見当違いのことをしていたりします。

 

なので、わからないなら、わからないと上司に伝え、教えを乞うことが大事です。

 

また、わからないなら、とにかく上司の真似をしましょう。資料の作り方や図面の作り方からなんでも。

 

新人のうちにオリジナリティなんて基本出せません。

 

数をこなしていくうちに、自分なりの色が出てきますが、はじめはそんな色出せません。 

 

まずは、真似してみること。ここからスタートしましょう。

 

 

上司が思っているよりも早く成果を見せること

これできたら、個人的には新人さんに言うことなしだと思います。

 

なんかずっと自分の中で悩みを抱え込んで、一向に資料づくりが進んでない人とかもいるんですよね。

 

たとえば、何かの資料づくりを頼まれたら、まずは6割くらいでいいんです。

 

そのくらいつくった段階で、資料の大まかな雰囲気に間違えがないか、上司に確認しましょう。

 

だれも、新人が完璧な資料をつくってこれるなんて思っていません。

 

完璧な資料づくりというよりは、早く資料をつくって欲しいと思っていることの方が圧倒的に多いです。

 

また、資料の作り方や考え方も上司によって異なることが多々あります。

 

新人の時には、上司ごとの考え方なんか全く把握していないでしょうから、上司の考え方を確認するという意味でも6割くらいで確認した方が良いです。

 

あの上司では、オッケーだった資料の作り方が、こっちの上司では全然ダメ!と言ってくることもあり得ます。

 

なので、上司が想定しているよりも早い段階で、6割程度の成果を見せて、方向性を上司と擦り合わせておくことが大事なんです。

 

 

★★★★★★★★★★★★

 

 

いやはや、新人さんはこれからより大変になってくることでしょう。

 

特にコンサルとか、設計事務所に勤めている人は、繁忙期はこれから。今が一番楽な時期。これから辛くなってきます!

 

けど、めげずにがんばってください。

 

そんなところで!

おしまい!