ものまちぐらし

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設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

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部下の悪口ばかり言う上司から心を守る方法

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ある程度の会社の規模になってくると、部下の悪口ばかり言う上司ってどこの会社にもいるもんです。

 

「あいつ、この前こんなミスしやがった」

「あいつ、なんでこんなに仕事が遅いんだ。腹立つな。」

「あいつ、全く報告もしないで、何やっているんだ」

 

こんなことを、当人がいないところで、ぐちぐち言う。

 

そんなことを平気で言っている心のない上司に心当たりがある方も多いと思います。

 

今日から、新入社員が本格的に会社という世界にどっぷり浸かるようになりますが、こういう上司が誰なのかは、さっさとはっきりさせた方が良いです。

 

はっきりさせた上で、その上司と深く関わるのはやめましょう。

 

上司が悪口を言うということは、もちろん言われている当人にも問題があることが多いです。少なくともその会社の仕事の中の話では。

 

なので、それはそれで、言われている当人は真摯に受け止めて、反省した方が良いと思います。

 

ただ、当人だけの問題なのか?

 

といえば、そうではないことがほとんどです。

 

その上司の指導力

 

そこにも問題が大抵あります。

 

それなのに、自分は全く悪くないかのように、悪口を吹聴する。

 

最悪です。

 

こういう人は、自分を省みることはありません。もはや成長の止まったどうしようもない人です。

 

そして、悪口を触れ回ることで、その会社の雰囲気が徐々にいやな空気に向かっていっていることに気づいていません。

 

「自分もこの人に、陰で悪口を言われているかもしれない」

 

と周りに思わせてしまうかもしれないですし、

 

陰口を言っているというのは、結局、普段の態度、雰囲気、言動でなんとなくわかってしまうものです。

 

確実に会社の雰囲気は気づかないうちに悪くなっていってます。

 

 

また、その悪口や噂をそのまま鵜呑みにしてしまう人にも要注意です。

 

「A君は、上司があんなこと言ってたし、ダメな人だよ」

 

と、仕事で一度も関わったことがないのに、流れてきた噂を鵜呑みにして、勝手にA君の評価を下げる。

 

当事者でもないくせに、ぐちぐち言う、噂を鵜呑みにするとか、当事者でもないくせに、不倫をした芸能人をひたすら叩く、2ちゃんねらーと同レベル。

 

こういう人たちとも、あまり深く関わらないことが、自分の心を守る上で大事なことです。

 

とは言っても、仕事上どうしても関わってしまうこともあると思います。

 

関わる上で、どうやって心を守れるか、考えてみました。

 

 

適当に聞き流す

決して相手の土俵に乗っかって、同じように悪口を言ってはダメです。

 

相手の悪口に乗っかてれば、自分が責められる側ではなくて、責める側でいられるので、楽ではありますが、やめた方が良いです。

 

その場はそれで盛り上がって終わるかもしれませんが、盛り上がってしまうと、「こいつは話せるやつだ」といらぬ評価を受けてしまい、次も悪口を話してくるようになります。

 

これになれてきてしまうと、自分自身の人としてのレベルも落ちてしまいますし、悪口でしか会話ができなくなってくる。

 

そんなん、やめた方が良いですよ!
かと言って、悪口言っている上司に「それは違いますよ」とか、反論するのもバカバカしいし、話がこじれるので、できないですよね。
なので、適当に聞き流す。適当に相槌をうってれば良いんです。

 

上司のイエスマンになる必要はありません。
「そうなんですかねー」

「まあ、相手にも事情はあったかもしんないですしねー」

「そうかもしれないっすねー」
とか、否定も肯定もしないで、適当に聞き流していればいい。

 

そして、聞き流したうえで、相手が悪口言って満足したくらいで、話題を変える。

 

話題はなんでもいいですが、こういう人の多くは仕事のことでしか会話ができない方が多いので、とっくに自分の中で解決してるような仕事の悩みを相談するとかでもいいかもしれません。

 

上司からのアドバイスだと思う

人のふり見て我がふり直せ

 

ではないですが、どんなことをしてると、陰口たたかれるのかを知る機会ではあります。

 

いい機会ではないですが、自分を省みる機会と捉えた方が、上手く上司の悪口を聞いていられます。

 

ただ、重く捉える必要はありません。

 

陰口言っているようで、自分に言ってるんじゃないか?と、間接的にプレッシャーをかけられているとか思う必要もありません。

 

気をつけることを聞けた!ラッキー

 

くらいの軽い感じで聞けば良いんです。

 

 

発散方法を持つ

聞き流せとか、アドバイスと思えとか言われてもそんなんできないよ。

 

なんて人もいるかもしれません。

 

そんな人はもはや仕事を頑張るというか、プライベートを頑張った方が良いです。

 

人生何も仕事だけじゃない。

 

他のところで充実できる何かを見つけてください。

 

最近、若手の話を聞くと、休日も仕事のメールをチェックするって子もいるなど、仕事とプライベートが切り分けられていない人が結構います。

 

ほんと、こういう子はなんだろう?真面目なのかな?

 

別に、仕事とプライベートの垣根は全くありません!

 

みたいな人は全然いいのですが、そうではない人は、休日にメールなんて気にしてはいけません。

 

如何に休日を楽しく過ごすか、成長するために使うか、など仕事以外のことを考えてください。

 

それが、巡り巡って仕事に好影響を及ぼすこともあります。

 

メリハリつけて、人生楽しみましょう!

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★


仕事で病んだ人や鬱憤が溜まりまくっている後輩を最近よく見ているので、ふと考えてしまう仕事や人との上手な付き合い方。

 

もう本当にダメならやめてもいいかもしれませんが、仕事内容がそれなりに自分がやりたいことであるのなら、人間関係で辞めるとかもったいないと思います。

 

世の中いろいろな人がいますが、こういう人たちから心を守る術をもっとたくさん身につけていきたいものです。

 

じゃっ!