ものまちぐらし

ものまちぐらし

設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

MENU

40-50代のおじさん、おばさんに伝えたい。あなた達のこんな態度が若者を病まさせる!

仕事をたくさんしすぎて、疲れて病んで、休職中の同僚がいます。

 

休職になった理由としては、あからさまに働き過ぎたというのもあるんだけど、そこの部署の上のおじさん、おばさん上司を見ていると人間関係も病んだ一因になっている気がしてならない。

 

そういうのを横目で見ていて、上司。特に40-50代くらいのおじさん、おばさんに対して感じたことをまとめてみます。

 

 

自分が正しいと思い過ぎ

「自分が正しい」という感情が根底にあって、部下と話す人って結構いると思うんですよ。

 

そういう人って、本当に自分を疑ってないもんだから、もう40〜50代で、物忘れもだんだんと激しくなってきているくせに

 

・部下が報告・説明したことを忘れている

・以前、言っていたことと真逆のことを言い始める

 

なんてことがあろうとも、

 

「いや聞いてない、言ってない」

 

みたいな、100%自分は間違ってないって感じでいうわけですよ。

 

これ、いろいろな部下から、「え?この前言いましたよね?」って反応されているにも関わらず、ずっと自分が正しいと思い続けているんだから


不思議でしょうがないです。

 

そういう反応を部下何人かにされていると思い当たるおじさん、おばさんは一度自分を省みて欲しいです。

 

一方で、若手はこういう態度で返されても萎縮しないようにしたいものです。

 

上述のように報告したのに、「報告されていない」とキレられたら、もう面倒だからといって「すみません」だけですまさない方が良いと思います。


けど、こちらも頭ごなしに反論しても、口論になるだけで無為な時間を過ごすはめになるので、

 

「3日前に、●●の件をお話しさせていただいたかと思いますが、その件と合わせて、今回の件も一緒にお伝えしたつもりでおりました。2つの件をごちゃごちゃと話してしまい、お伝えできなかったのかもしれません。すみません。」

 

とか

 

「こちらの資料と共に、前回ご説明差し上げたかと思ったのですが、私の説明下手で、しっかりとお伝えできていなかったのかもしれません。すみません。」

 

とか

 

すみませんの前に、一応のやんわりとした反論をした方が良いかと思います。

 

何故かというと、

 

・部下がきっちりみんなでこういう反応をとっていれば、いつかこの上司が「あれ?
俺が忘れているのかな?」と思ってくれるかもしれない

 

という淡い期待もあります(あまり期待しない方が良いけど)が、もっとも大切だと思うのは、

 

反論をすることで、ストレスを溜め込まないですむ。

また、形だけでも謝ることで、こちらが非を認めて「謝ってやった」感がでる。

 

という自分のストレス軽減策になりうるからです。

 

ただ、面倒だから、上司に嫌われたくないから、としょうもない理由であなたが我慢する必要はありません。言いたいことはその場で言っといて、その場で解決させた方が絶対いいです。

 

ちなみに、その反論の仕方としては、自分の反省点も巧みに交えて反論するのが良いです。

 

上記で挙げた例で言えば、「2つの件をごちゃごちゃと話してしまった」、「私の説明下手で」と、自分の説明が上手くなかったところを反省しながらも、「でも、このときに報告してたんですよ?」と暗に伝えようとしております。

 

ちょっと嫌味に聞こえる感もありますが、そんなもん気にしなくて良いです。我慢してただ謝るより、よっぽどいいです。


ぜひ、ためしてみてください!

 

 

新しい意見に否定的

結局「自分が正しいと思い過ぎ」に収束するんですが、否定的なことをいう上司とはやりにくいです。

 

そりゃ、否定ばかりしていて現状維持を続けていれば、間違えは少ないでしょうね。ある意味正しいとは思います。

 

でも、そんな仕事を続けていても、つまらなくありませんか。

 

そんな上司の元で働いていたら、部下も病みますよ。全然仕事楽しくないもん。それ。

 

いや、部下の提案が、箸にも棒にもかからないような提案のことも多々あると思いますよ。

 

けど、頭ごなしに否定してはいけません。

 

休職者が出てしまった部署は外から見ている限り、頭ごなしに否定する人が何人かいるように感じました。

 

僕もそこの部署の人と何人か仕事をした経験がありますが、やはり否定的なことばかり言う人がいて、かなりやりにくかったです。

 

否定はしていただいた結構なのですが、頭ごなしにではなく、理路整然としてください。

 

なぜ、ダメなのか。できれば、その提案部分で使えそうなところはないのか。そこからヒントが得られることは本当に何もないのか。

 

部下の中には、自分自身、この提案がダメなんだろうなーと弱点はわかりつつも提案するような人もたくさんいます。

 

それは何も提案しないよりは、何か提案したいといった思いがあるからです。そして、何か話し合いの中でヒントが出てくるかもしれない。


そういった上司とコミュニケーションをとりたい意思があるからなのです。

 

そういった思いを汲み取れば、ただ頭ごなしに「ありえない」程度で否定するとか、それこそ「ありえません」。


そこで、コミュニケーションは終わってしまいます。

 

箸にも棒にもかからないかもしれない。ポーズだけでもいいと思うんです。

 

部下からの提案に対して、少しでもそこからヒントを得るように考える素振りを見せるだけできっと部下とのコミュニケーションも変わってくるのでは?と思います。

 

偉そうに書いてみたけど、休職者が自分の職場から出るとか、本当やるせない!
かくいう僕もゆっくり休みたい今日この頃です。