今日は、一級建築士の学科試験の日。
なぜ、そんな日に今更感満天の記事を書いているのか。完全に書くタイミングを間違えています。そんな想いに駆られながらも、この記事を書いてみようと思います。(ちなみに前回の記事はこちら)
本番間近の期間は模試を復習しまくろう
前回の記事に書いたように、仮に資格学校に通っている方は、授業聞かずに、どんどん自分でテキスト読み込んで、ひたすら問題演習をしていくことをやっていれば良いと思います。
独学で受かろうと思っている方も、基本的にはテキストを買って、ひたすら問題を解いていれば良いと思います。何だか雑なアドバイスですが、この方法に勝る一級建築士試験対策はありません。
ただ、基本的にこれらのテキストの問題は過去問ベースにつくられていることが大半です。というか過去問です。
資格学校に通っている方は嫌でも何回も説明されると思いますが、本番の学科試験は半分は過去問と類似問題が出ますが、もう半分は過去問を発展させた問題や過去問にはない新しい問題が出たりします。
これらの問題にどう対処していくか?が実は結構重要で、どうすれば良いかというと模試を活用する。これに限ります。
4月頃から資格学校で1ヶ月ごとに模試を開催すると思います。これらの模試の問題は「え?なにこの問題?見たことない。知らない」的な問題を結構出してくれます。
それなのに、高い点数をとれる人がたくさんいて、自分の順位も明らかになって、ショックを受けることがたくさんありますが、たとえ点数が低くても、気にすることはありません。
かくいう僕も模試では全く点数をとれたことがありません。90点前後が学科試験の合格ラインと言われているなかで、最も点数がとれた模試は75点でした。
けれでも本番ではその合格ラインを超える点数をとることができました。何故か?
模試を徹底的に復習したからです。特に学科試験直前期である6、7月に。
6、7月頃になると、それまでにテキストをひたすら何回も解いていれば、過去問を一度時間計って、通しで解いてみると、合格ラインを優に超える点数をとれると思います。だって何回も見て、解いた問題しか出ないので。
そういう状態に持っていったら、次は何をすれば良いかというと、、、そう。何度も言ってますが、模試を徹底的に復習することです。
復習を効率的に行うには試験の解き方からはじまっている。そして、難しく考えずに適当に復習しよう
さて、細かい話ですが、復習する際に、問題に色々と書き込んでいて汚いとやる気が出ませんよね。
なので模試の時は極力問題や選択肢より左側にしか書き込まないようにすると、後々復習しやすいです。復習する時に書き込みを隠す事が簡単になるからです。
同様の理由で、選択肢番号にも丸を書いたり、バツを書いたりすると思いますが、番号の上からは決して書き込まないで、番号の横に書くと良いです。
あとは模試が終わったら、図々しく、新品の問題を試験官にねだってみるのも良いかもしれません。
書き込んでいるために復習する気が出ない、という問題はこれで解決です。
あとは復習をすることを苦手としている人の多くは、間違えた問題を見直して、解説をしっかり読んで、さらにはそのことについて書かれてあるテキストを読み直してとか、生真面目に復讐しようとする人が多いように感じます。そもそも学校の先生もそんな感じなことを言ってきます。
資格学校の先生は、基本的に自分の授業のせいにされたくないので、保険をはっとく意味でも、勉強の仕方も厳しめのことを言います。
一週間で学校の授業を除いて20時間(平日2時間、土曜日10時間レベル)も勉強しろと平気で言ってきます。
僕はとてもではないけど、仕事があるなかでそんなの無理って思いましたし、実際そんな勉強できませんでした。
ただ、厳しめのことを言っておけば、例え落ちても自分の言う通りにしなかったからと言い訳できるために厳しめに言っているだけだなと穿った目で見ていました。
なので、復習の仕方も、先生の言うことは気にせずに、過去問テキストを解いているのと同様、とりあえず、ひたすら何回も解いていました。
解説も答え合わせの際に間違えた問題だけ軽く読むだけで、テキストなんて最初のうちは全然立ち返りませんでした。
大体の問題は生真面目にテキストを読み返さなくても、解いていれば何となくわかってくるからです。
ただ、何回も解き直してそれでもつまずく問題だけが出てきます。そこで初めてテキストに立ち返ったり、ネットで検索してわかりやすく解説しているものを読んだりすれば良いのです。
何度も言いますが、学科試験は過去問と模試をひたすら何回も解く。これだけで良いのです。
ちなみに、3回連続で余裕で解ける問題は、もう解かなくても大丈夫なので、そういう問題はどんどん飛ばしましょう。そうすると自分の苦手な問題が浮き彫りになるので。
はい。時期的にとても今更な記事でしたが、試験頑張ってくださいねー。いや、もう終わっているか。