ものまちぐらし

ものまちぐらし

設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

MENU

20代を振り返って思う3つのこと

f:id:kotaro_qiq:20160417211858j:plain

いや、まだ27歳だけど。

 

順調に生きれば、今年28歳を迎える予定で三十路がそろそろ頭をだしてきたなぁと感じる今に20代をざっと振り返ろうと思う。

 

20代の人生を振り返ってみると、3つのことが浮かんだ。浮かんだと書いてみたものの、こういうのは、大体3つだ。この文を書いている時点でまだ考えをまとめきれてないけど、3つ。反省ばかりだろうけど、まとめてみる。

 

キャパシティを広げてきた20代

キャパシティ。要は許容範囲。


思い返すと、これを頑張って広げてきたなーと。

 

余裕ができれば、他のことに取り組んでみるとか、空いているもんなら、とにかく何でもかんでも詰め込んで生きてきたような気がする。

 

年度末が終わり、仕事が粗方片づき、春を迎えて余裕が出てきたので、ブログを作り始めたのだってそうだ。

 

8〜9個のプロジェクトに携わり毎日4,5時間残業しながら、深夜に一級建築士の勉強をし、ほとんど手づくりの結婚式の準備をしたり、

 

研究室のプロジェクトを進行させつつ、コンペを徹夜で行い、海外一人旅の資金集めのために週5、8時間/日働いたこともあった。

 

これらを全て完全にこなせたかといったら、そんなことはないし、いっぱいいっぱいになって周りの人に迷惑をかけたことも多々あった。

 

ただ、そうすることで、自分のキャパが広がっていったし、処理能力もそれなりに向上したかなと思っている。

 

けど、一方で常に容量いっぱいいっぱいにして生きてきたので、少しの空き容量を一定程度常に残しておこうかなと、最近は考えている。

 

今まではどこか、「動き続けていないと、頑張っていないと死ぬ」的な強迫観念めいたものが自分の奥底に存在していた気がする。

 

それはそれで、悪いことではないと思っているんだけど、容量を少し空けて、周りをもう少し見ようかなと最近考えはじめている。

 

いっぱいいっぱいだったこれまでは、自分のことばかり考えてしまいがちで、周りから見られることを意識していたんだけど、もっと周りを見ることを意識する。広がったキャパを自分のために使うのではなく、他人のために使ってみる。

 

こうすることで、見えてくる世界もまた違ってくるのでは?なんて、直感めいた感覚が僕に訴えかけてくるのだ。

 

色々な世界を見ようとした20代

割と積極的に色々な世界を見ようとしてきた。

 

学生の頃はバイトも色々したり、研究目的ではあったけど、必要以上に特養やグループホーム、小規模多機能施設などの高齢者福祉施設や若者の住まいとして人気が出てきていたシェアハウスをいくつも訪れ、そこで色々な人の話を聞いた。実際にシェアハウスに住んでみたりもした。

 

また色々なセミナーや勉強会に参加して、様々な人と出会ったりもした。

 

なんか頑張ったぞアピールをしているけれども、思い返すとどれも中途半端だった。

 

その世界に飛び込んでみるまでは積極的なのに、飛び込んだ途端どこか消極的になってしまうところがあるのだ。

 

例えばセミナーとか勉強会に行ったとしても、そこで人脈形成ができない。ときたま形成できたとしても、段々と心を閉ざしてしまう自分がいる。

 

天の邪鬼の僕は自分でも良くわからないマインドになるときがある。心を開いたと思ったら、閉じるみたいな。なんだ自分。よくわからん。

 

容量を一定程度空けておこうと考えたのも、こういう自分がいるからというところもある。

 

常に容量ギリギリだから、積極的に色々なものに参加してみたものの、参加することでいっぱいいっぱいになってしまうから、消極的になってしまうみたいな。

 

オープンマインドを持って、新しい世界に入ったあとも積極的になる。今後の課題である。

 

都市に順応してきた20代

18歳に上京してきてからこれまで、大分都会での生活に慣れてきた。

 

いや、というよりも慣れてきて「しまった」。

 

駅が近いことが当たり前だし、なんでもあることが当たり前になっている。

 

視界から入る情報はたくさんありすぎだし、そのうえスマホもしょっちゅういじっていたら、知らず知らずのうちに僕の頭は情報過多になってしまっている。

 

けど、振り返ってみると、何でもある東京を活かしたことがどれほどあるのか?様々に飛び込んでくる情報が自分の人生にどれほどの潤いを与えてくれたのか?

 

最近、そんなことを考える。

 

なんかただ選びとって生きているような気がするし、選ぶのではなくつくっていくように生きたり、もっとシンプルに生きられないかなーと画策しているんだけど、この日本でそんな生き方をしていくためには、自分自身にかなりの自信と実力が備わっていないといけないと、僕は思っている。

 

そんな生き方ををするために、今はがむしゃらに実力をつけていくことに躍起になっているのだが、それと同時に必要な「覚悟」。

 

これが僕には決定的に足りていないのだなー

 

誰か「覚悟」をください。

 

そんなことを思ってしまう僕は、本当に都会に染まってしまっている。

 

ってことで20代を振り返り、残りの2年の20代をどう生きていくかがなんとなく定まった。

 

⚫︎キャパに余裕を空けておく

⚫︎オープンマインド

⚫︎覚悟を決める

 

この3つだ。


書いててアップするか少し悩んだけど、不完全でも何でも良い。発信することが大事だし、これもオープンマインドだよね。ってことでアップしてみよう。