唐突ですが、最近、マンガの中の悪の組織のトップって本当に見習うことが多いなーと思うわけです。
勇者なんかよりもよっぽど。
勇者なんて、愛!勇気!平和!仲間!努力!みたいなことを言うだけで、実際やっていることと言えば、敵を薙ぎ払っているだけ。結局暴力で解決しているんですよね。
まあ、最近では暴力で解決するだけでなく、説教垂れはじめて、敵を改心させるみたいなこともあるにはあるけど、いずれにしろ、肉体か精神にダメージおわせているという感じ。
で、話戻りますが、悪の組織のトップ。大魔王ですね。
大人になってみると、ビジネス的に大魔王には見習うべきところが多いなと思うのです。
①ビジョンで人を惹きつけ、巻き込む
世界征服やらなんやらと、壮大かつ明確なビジョンを掲げ、大勢の人を巻き込みます。
この巻き込み力、リーダーとしてハンパないです。
②明確な指示を与えつつも、部下を活かす
まず狙うは勇者ではなく、僧侶だ!僧侶を倒せ!とか、
明確に指示を出し、あとは部下の裁量に任せる。
そんな指示を出してくれる上司に憧れます。
③部下が失敗しても、次のチャンスを与えてくれる
一度失敗したからと言って、はいお前ダメ。とは中々ならないでよね。大魔王。
仕方がない。もう一度チャンスを与えようって言って、チャンスを与えてくれるイメージ。
④未来を見据えた投資を行う
屈強な肉体を手に入れるための人体実験、不死の軍団をつくるための研究開発。
そんなことしてますよね。大魔王。
しっかりと未来を見据えて、ちゃんと投資を行っている。いいっすよね。
⑤陰口や弱音を決してはかない
大魔王が弱音はいているところって見ないですよね。
部下がいないところで、悪口言うところもあまり見たことない。
理想ですよ、マジで。
⑥敵を褒め称える度量を持っている
「ふははははっ!ここまで来たこと、褒めてやろう」
「我にここまで本気を出させたのは、お前が二人目だ!」
敵に対しても、実力があれば惜しみなく賛辞をくれるイメージです。
しまいには、
「気に入ったぞ。勇者よ。我の仲間にならぬか?」
とか、チームに誘ったりもするし、
「お前に世界の半分をやろう」
とか、めっちゃ懐深いこと言い出す始末。
度量深すぎですよ。マジで。
⑦部下の個性を活かす
基本、部下の個性を活かしていて、あまり細かいこと言わないですよね。大魔王。
たとえば、服装や髪形なんかに関しても、特に何も言わない。
結果を出せばそれでOKみたいな感じ。
いちいち報連相を遵守させている感じも見受けられないし、のびのびと仕事させている。
大魔王のもとで、働きたい。
★★★★★
部下への接し方。
上司としてあるべき姿。
そんなことを考えるときに、まずは大魔王のイメージを思い出すことをおすすめします。
そんな感じ!
ではっ!