いやー、なにこれ。なにこの映画。
え?新海誠ってこんな感じのお話書く人だっけ?
もう、なんというかめっちゃ素晴らしかったです!
いや、ほんと早くみんな見て見て!
いやね、ぼく割と新海誠って絵はとても綺麗だなーと思ってたんですが、「秒速5センチメートル」とか「言の葉の庭」とか、おとなしめなストーリーが多くて、当時見た時の精神年齢も低かったことから、なんだかむず痒くなって、最後まで見られなかったんですよね。
そんな、新海誠が苦手だったぼくですが、この映画見て、その評価が一変しました!新海誠映画サイコー!やばいっす!
とにかく、多くの人に本作を見てほしい。ってことで感想を書きますが、まあネタバレ抑えめ(しないとは言っていない)で書いてきます。多くの方に見てほしいですし。
あらすじ
まずは、あらすじから。
とは言え、これ見た方が早い。
この予告見たら、とりあえず映像美と音楽の素晴らしさはわかっていただけたと思う。
それだけでも、この映画は見ていて飽きないのだけど、ストーリーも面白い。
まあ、動画の通りだけど、
要は男子高校生と女子高校生の体が入れ替わった話です。
うん。これだけ、聞くと「よくある話じゃねーか!」って思うと思うけど、この設定から物語が激しく展開していきます。
どう展開していくかはぜひ映画館でご覧いただきたいですが、新海誠ってこんな物語書く人だっけ?って感じです。どっちかって言うとジブリ映画や細田守映画っぽい感覚をぼくは覚えました。
衝撃の中盤以降!
前半は、男子高校生と女子高校生が入れ替わって、はちゃめちゃライフを送るポップなラブコメって感じなんですが、これが中盤以降、急展開。
序盤から少し変だなと思う伏線らしきものはいくつか散りばめらながらの中盤。
思わず「えぇぇぇええええ!!」と叫びたくなるようなそんな展開が訪れます。
ちょっとネタバレすると、RASWIMPSの音楽にヒントが隠されてます。
いや、もうちょっとこれ以上書くと、ネタバレしそうだから、ぼくにかまわず、早く映画館行ってぇぇええ!
RADWIMPSがいい味出してる
映画全体の音楽を手がけたRADWIMPSがこれまたいい仕事してます。
なんと劇中に流れる曲22曲すべてをRADWIMPSが作製しているとのこと。さらにそのうち4曲が洋次郎のボーカルつき。
いやー、RADWIMPSは新海誠好き何ですかね?そして新海誠もRADWIMPS好き?相思相愛でなければ、こんな仕事頼まないし、引き受けないですよね。
まあ、たしかにこの映画の恋愛感とファンタジー感にマッチするのはRADWIMPSしかいなかったも。そのくらい音楽がこの映画を引き立てていました。
主人公の立花瀧が建築業界志望の学生
この設定もいいっすよねー
なに?大成建設のCM手がけているから、建築少年描きたくなっちゃった?
事細かにセリフを覚えているわけではないのだけど、
瀧くんが就活中で建築業界の会社の面接を受けているシーンで
「人の心に残る風景を残したい」的な話をしていたんですよね。
んで、瀧くんの心の中に残っていた風景ってのが、入れ替わったヒロインの三葉が住む糸守町の風景。
この時の瀧くんは入れ替わっていた記憶がなくなっていた上で、「人の心に残る風景を残したい」的な話をしていたわけですが、瀧くんがなぜ糸守町の風景が心に残っていたかっていうと、景色自体が綺麗ってだけでないと思うんですよね。
それはきっと三葉の体を通して出会った人、そしていつしか好きになっていった三葉との不思議なやりとり。そんなバックグランドがあってその風景が心に残っていたわけです。
だれしもが持っている「なんかこの風景いいな。好きだな。」という感覚。それは、なぜそう思うかは、なんとも説明しがたいものなんだけど、実は忘れているだけで、素敵なバックグランドがあっての感覚なのかもしれない。そんなことを思いました。
奥寺先輩が好き
長澤まさみが声を担当するこの奥寺先輩。
主人公瀧くんのバイトの先輩なんだけど、マジでこの人の醸し出すいい女感がッパないっす。好きです!
この奥寺先輩を見るだけでも、この映画見る価値があります。奥寺エンドも欲しいくらい!!
はい。
★★★
もう、兎にも角にも、早速映画館に足を運ぶべし!
見て損はないです。ってか見ないと損です!
おしまい!