建築系のブログってのは、数としてかなり少ないと思うんですよ。
そりゃ、そうですよね。建築系の仕事をしている人にそんなの書く時間ないんですもの。
僕も移動時間とかのスキマ時間を使って書いてて、いつまでこれが続くかってヒヤヒヤしてる。しかも、今はまだ仕事が少ない時期なので、何とか書けているけど年度末とか心配。
ヒヤヒヤ、心配しているんだけど、集中的にブログを書いてみて、自分の思いの丈を発信するのって大事だなー、と思ったので、是非継続していこうと考えている。アウトプット大事!
さて、どうしても建築やまちづくりに関する記事が多くなってしまうので、気になるのは他の同系統のブログ。または、ブログに限らずウェブメディア。
建築系のウェブメディアってのは、大きく分けて2種類あって、
オシャンティでしょぉぉおおおお!??ねぇねぇ!この暮らし、建築、部屋、オシャレを極めているでしょぉぉおお!??
って感じのオシャレ重視のメディア。
と
建築というのは哲学的でアカデミックなのである。つまり、であるからして、
的なコアな建築勉強しているような人しか読まないようなメディア。
と大まかに二分されるのではないかなーと思っている。
このブログを立ち上げた最初はオシャンティでしょぉぉおおおお!!系ブログを書きたいと思っていたんだけど、書き始めて気付いた。
オシャレ風に書けない。
かといってアカデミズムに書けるか?と言われたら限界があるし、仕事で散々堅い文章書いているのに、プライベートまでそんな文章書きたくない。
僕はこのブログには、自分にとって大事なこと、好きなことについての考えを中心に書いていきたいと考えている。
けど、大事なこと、好きなこと、これらのことを語るときは、もうこれ僕の性格なんだろうけど、ユーモアを小さじ一杯程度入れたくなってしまう。もっとおちゃらけたい。
僕の大好きな作家、伊坂幸太郎の小説『重力ピエロ』。
この中で主人公の春が
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
と言うんだけど、僕はこの言葉がとても大好きで、大事にしている言葉のひとつだ。
伊坂さんの小説って、テーマは割と深刻なテーマだったりするんだけど、絶対にユーモアを混ぜてくる。良い塩梅で混ぜてくる。
だからか彼の小説は、どんなに深刻な話でも軽やかに読める。
深刻なことと、大切なこと、好きなことってのは意味合いが違うかもしれないけども、僕はもっとユーモアを交えて、陽気にブログを書いていきたい。
オシャレなものをオシャレに書きたくないし、アカデミックなことをアカデミックに書きたくない。
オシャレなこと、アカデミックなこと、両方書きたいけど、
「おちゃらけ」
こんか要素を入れて伝えてみたい。こんな要素を入れているんだけど、割と大事なことを書いている。そんなブログを目指したい。というか、目指す。
そして、割とそんな要素を入れた建築メディアって結構ないんじゃないかな?と思っている。建築メディアを網羅しているわけではないし、それがウケるのかもわからないけど。
でも、僕はそんな感じで書きたい。書いてみたいと思ったなら仕方がない。
書いてみるだけだ。