ものまちぐらし

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設計事務所で働く、都市計画コンサルタント兼一級建築士。まちづくりのことや激務の中でのちょっとした生活の楽しみについて書いてます。

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リノベーション会社が都市計画を本気でやるようになったら。

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最近のぼくの中で、最も気になったのは、この会社が設立されたこと。

 

www.semicolon.co.jp

 

この会社の理念がとても共感できたので、そのまま引用。

株式会社セミコロンは、これからの日本の都市経営課題の解決をミッションとするシンクタンク&プロデュースファッションとして2017年に設立されました。

地方都市は今、その所有の発達に向けて多くの課題を抱えて苦悩しています。これまでの成長時代の発想や経験則からその解決の道筋や突破口を見出すことは難あり、根本的に新しいタイプの都市マネジメントの発想・アプローチが必要です。

セミコロンの設立に向けて集結したメンバーたちはこれまでに、公民連携事業の推進、遊休不動産の再生、戦略的な都市ビションの立案、公共空間の活用・運営、地域起業のエグゼクティブプログラム、インキュベーション、メディア運営を通じた情報発信や人材と空間のマッチング事業など、都市地域の再生に向けた実績を積重ねてきました。

それらのボトムアップ型の実践を通じて得た経験とネットワークをふまえ、ある都市地域全体(あることは自治体)の経営戦略とその実行へと昇華させていますがこれからそこからの日本で求められる大きなテーマであり私たちの使命であると考えています。これまでに多くの議論を積重ね、その道筋を描いてゆける、確信した今ここ、それを社会に実装しています時とある考え、私たちはここに集結しますしました。

私たちは、言葉だけのコンセプトメイキングやハードに閉ざされた空間デザイン、持ち出し発展のエンジンを伴わないPR活動といったものは行っていません。長期的・自律的に都市の価値と持久性を担保するために必要な本質的な計画とアクションを、場の運営、事業の立ち上げや投資まで、複合的に行ってまいります。

ハードも人も産業も文化も含めて、 "今あるもの"の値を独自の視点から読み解き、再編集して活かしていますリノベーションの発想と価値観が私たちの根本にあります。

 

それが都市が持っている独自の強み・ポテンシャルを見定め、そこから新しい産業戦略、生活環境の魅力を上げる都市空間デザイン、パブリックスペース・パブリック施設・創造的な発明、変革について人材戦略、社会システムを支える制度のアップデートまで含めた統一的な視点や手法を組み合わせた都市再生ストーリーを紡ぎ、実行しています。

出典:都市経営 | 都市再生 |株式会社セミコロン

 

多少、誤字脱字が気になるし、全然スタッフとかまだまだいないし、とても会社として動ける状態ではないのかなと思ってしまうが、言っていることは、本当に共感できる。

 

会社のメンバーも超豪華。

 

 

「リノベーションまちづくり」の清水義次さん

 

 

建設省国交省たたき上げの佐々木晶二さん

 

リノベ界隈では、もうおなじみの面々。

馬場正尊さん

 

 

西村浩さん

明石卓巳さん

 

 

大島芳彦さん

林厚見さん

吉里裕也さん

青木純さん

 

 

嶋田洋平さん

 

 

宮崎晃吉さん

 

 

そして、都市経営的な部分で

木下斉さん

 

※代表著作があり、僕が読んでみておすすめの場合のみ、本のリンクを載せてます。

 

すごい顔ぶれ・・・この面々、たぶん全く動けないのだろうな。

ここで最初に働くことになるスタッフ、この豪華面々の中でしごかれ、めちゃ勉強になるぶん、すっごい大変だと思う笑 実質その人がめちゃくちゃ動くことになるのだろう。

個人的にここで働くことにすごく興味はあるが。。。あと3、4年会社設立が遅ければ、スタッフ応募してたかも。

 

 

さて、この会社の何に共有したのか?というところですよね。

 

都市計画には実行力が求められている

まずは、これです。

ぼくがずっと都市計画を生業にして、働いてきたから、嫌という程実感しています。

 

ぼくは今、都市計画は本当に必要かと問われるほど、その存在意義を大きく疑われている時期にきていると思っています。

というのも、基本的に絵に描いた餅になることが多いから。

自治体のマスタープランを見てみてもそう。

 

基本的にできること、すでに計画にあることばかりを書くか、できなさそうなことは「ふわっと」、当たり障りのないように書いて、どうとでも捉えられるようなことを書いてあるようなマスタープランばかり。

仮に少し尖ったことを書いたにしても、その後のPDCAサイクルが十分に機能していないため、言いっ放しで終わっていることが、本当に多いんです。

 

なんでこうなるかと言うと、マスタープランをつくっている自治体も、マスタープランの作成を請け負うコンサルも、実行力に乏しいから。

 

たとえば、この街を「子育て世帯に優しい街」にして、子育て世帯を増やします!みたいなことをマスタープランに書いたとしましょう。

でも、そこでできるのって、何の変哲も無い保育園を増やしたり、イオンをつくったりといった、そういうことばかりなんですよね。

けれど、そんなのってどこの自治体でもできるじゃないですか。

本当に子育て世帯を増やしたかったら、もっとターゲットを絞って、本当に人を惹きつける、他の街にはない場をつくったり、施策をつくったりしないといけない。

でも、そういう実行力に乏しいのです。

 

そういう意味では、このセミコロンという会社のメンバーは、少なくとも「他の街にはない場」をつくっている「実績」があります。

こういう実績、経験のある人たちが都市計画にまで手を伸ばすことで、これまでにない都市計画をつくってくれる気がしています。

 

リノベーションしているだけでは街は、日本は変わらない

一方で、リノベーションしている、場をつくっている。そんなことだけをしていても街や日本は変わらない。

そんな想いもきっとあったのだと思います。

やはり、1つの場、点だけで、その街を変えることは無理があります。

 

また、1つの点をつくるにしても、エリア的に考え、より広い範囲、面的に考えて、ブランディングされたものをつくる方が、その点の価値自体もより高められます。

 

さらに言えば、その点づくりを行なうために、より上位の都市計画を考える段階からその街に入り込むということもできるようになります。要は本業の場づくりを行うための布石、種まきもできる。

 

そんなことも見据えて、この会社つくったのでしょうね。

ただ、どういう風に仕事を割り振るのだろう。この人たち。生業としては、割とライバル関係にある人もいるだろうに。

 

建築だけでなく、経営、ブランディング、プロモーション、メディア・・・総合力が必要

あと、建築家だけを集めてないのも、この会社面白いですよね。

政経験豊富な方や、経営について考えられる方、ブランディングやプロモーション、メディア戦略に長けている方など、色々といます。

 

もうね、建築だけでどうにかなる時代でも無いし、建築事務所やコンサルはこういった総合力をつけて、戦うべきなんですよね。

 

けど、世の中には、全然旧態依然として、変われていない設計事務所やコンサルばかり。

本当に、この会社の設立を知って、ぼくは危機感を感じました。

 

 

★★★

この会社、今後の動向、要チェックやで!

 

そんな感じ!

それではっ!

大魔王に見習うべきところ7選!

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唐突ですが、最近、マンガの中の悪の組織のトップって本当に見習うことが多いなーと思うわけです。
勇者なんかよりもよっぽど。

 

勇者なんて、愛!勇気!平和!仲間!努力!みたいなことを言うだけで、実際やっていることと言えば、敵を薙ぎ払っているだけ。結局暴力で解決しているんですよね。

 

まあ、最近では暴力で解決するだけでなく、説教垂れはじめて、敵を改心させるみたいなこともあるにはあるけど、いずれにしろ、肉体か精神にダメージおわせているという感じ。

 

で、話戻りますが、悪の組織のトップ。大魔王ですね。
大人になってみると、ビジネス的に大魔王には見習うべきところが多いなと思うのです。

 

①ビジョンで人を惹きつけ、巻き込む

世界征服やらなんやらと、壮大かつ明確なビジョンを掲げ、大勢の人を巻き込みます。
この巻き込み力、リーダーとしてハンパないです。

 

②明確な指示を与えつつも、部下を活かす

まず狙うは勇者ではなく、僧侶だ!僧侶を倒せ!とか、
明確に指示を出し、あとは部下の裁量に任せる。

そんな指示を出してくれる上司に憧れます。

 

③部下が失敗しても、次のチャンスを与えてくれる

一度失敗したからと言って、はいお前ダメ。とは中々ならないでよね。大魔王。
仕方がない。もう一度チャンスを与えようって言って、チャンスを与えてくれるイメージ。

 

④未来を見据えた投資を行う

屈強な肉体を手に入れるための人体実験、不死の軍団をつくるための研究開発。
そんなことしてますよね。大魔王。

しっかりと未来を見据えて、ちゃんと投資を行っている。いいっすよね。

 

⑤陰口や弱音を決してはかない

大魔王が弱音はいているところって見ないですよね。
部下がいないところで、悪口言うところもあまり見たことない。

理想ですよ、マジで。

 

⑥敵を褒め称える度量を持っている

「ふははははっ!ここまで来たこと、褒めてやろう」
「我にここまで本気を出させたのは、お前が二人目だ!」

 

敵に対しても、実力があれば惜しみなく賛辞をくれるイメージです。
しまいには、


「気に入ったぞ。勇者よ。我の仲間にならぬか?」

 

とか、チームに誘ったりもするし、

 

「お前に世界の半分をやろう」

 

とか、めっちゃ懐深いこと言い出す始末。

度量深すぎですよ。マジで。

 

⑦部下の個性を活かす

基本、部下の個性を活かしていて、あまり細かいこと言わないですよね。大魔王。

たとえば、服装や髪形なんかに関しても、特に何も言わない。

結果を出せばそれでOKみたいな感じ。

 

いちいち報連相を遵守させている感じも見受けられないし、のびのびと仕事させている。

大魔王のもとで、働きたい。

 

★★★★★

 

部下への接し方。
上司としてあるべき姿。

そんなことを考えるときに、まずは大魔王のイメージを思い出すことをおすすめします。

 

そんな感じ!
ではっ!

まだ決められた場所で働いているの?場所を選ばず、働くことのメリット・デメリット

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さっそくですが、ぼく最近、場所を選ばずに働いていて、コワーキングスペースで仕事していたり、カフェで仕事していたり、外で仕事していたり、家で仕事していたり、もはや様々なのですが、こういう働き方をはじめてみて、はや半年以上経つので、ちょっと「場所を選ばずに働くこと」に対して、思うところをまとめてみたいと思います。

(あくまで個人的な感想です)

 

まずは良いところ(メリット)から!

メリット1:気分転換でき、集中できる!

ぼくの場合は、毎週いくつか行くところが5~6つ決まっていて、そこをローテーションして働いているのですが、これがまた結構気分転換になっていいんですよね。それに集中できます。

 

一カ所にとどまって、オフィスで仕事していると、フリーアドレスの会社でなければ、隣り前後の同僚・上司は自分ではどうしようもないじゃないですか?もしかしたら、嫌な上司の隣りで働かないといけないかもしれないですし、そうなると仕事が苦痛で仕方がないですよね。

 

場所が固定されてなければ、そんなお悩みからもサラバです!ノンストレス!

 

メリット2:さまざまな人とのネットワークが増える!

これはまあコワーキングスペースの話ですが、何回も同じ場所で仕事していると、自然と人脈が増えてくるんですよね。

自分がこれまで絡んできたことがなかった職種や性格の人とかと結構話す機会がどんどん出てきました。

最近、まちづくりを「本気で」していくためには、ただ頭でっかちなだけでなく、色々な「コト」を起こす能力が必要で、その「コト」を起こすうえで、だいたい必要になってくるのが、「人脈」だったりするんですよね。

たとえば、そのまちや場で「食」のイベントをしたかったとしたら、自分で「食」関連の人脈がなければ、自分が「食」に精通してない限り、その「食」イベントはできないし、できてもつまらないものになってしまうと思うんです。

あとは、なんか建物をつくったり、リノベーションして空き家を活用すると言ったって、その中のコンテンツを決めるうえでも、いろいろなジャンルの人脈があった方が、コンテンツ決めやすいですよね?人を探すところから始めなくて済むんですよね。

 

ということで、そういうネットワークづくりは、決められた場所で働いている人よりもノマド的に働いている人の方が、圧倒的優位な環境で働いているのです。

 

メリット3:いろいろな発想が浮かびやすくなる!

普段とは異なる環境、普段とは異なる人との触れ合いを通すからなのか、いろいろな発想が浮かびやすくなります。

 

メリット4:自由に自分で時間を決めて働くことができる

結果や成果を出し続けるというプレッシャーは少しあるものの、結構自分で自由に時間を決めて、仕事ができるようになります。

 

 

 

次はわかってきた働く上での弊害(デメリット)

デメリット1:場所を探すのがめんどう

ぼくは割とローテーションして、色々な場で働いているので、そこまで面倒な場面に出くわさないのですが、たまにカフェで仕事するってときは、これが面倒ですね。

そして、そこからWi-Fi接続してとか、なんやかんややっていると、仕事に取り掛かるまでに時間がかかって全然効率的でないときがあります。

 

デメリット2:本社に戻らないとできないことがあってめんどう

これは完全に今の会社の問題ではありますが、会社に行かないと見れない資料や決裁ができないなど、いろいろと本社にもどらないとできないことがあってめんどうです。

 

デメリット3:集中が切れるときはとことん切れる

ほぼほぼ、色々な場所で個人で働いていることが多いので、集中が切れたときはとことんやる気が出ないなんてこともあります。

やはり見ている人がいないと、ぐいっと仕事ができないときがあります。

まあ、そういう時には外にでも出て、気分転換していますが(これもまた場所を選ばずに働けるメリット)、自分なりの集中力を取り戻す方法とそこで仕事をさぼらない、忍耐力や自分を律する力が必要になったりします。

 

★★★

デメリットもいろいろとあるけど、まあ慣れれば、いろいろなところで働けるというのは、結構ストレス負荷も少なく、いい感じです。

 

皆さんにもぜひやってほしい!

ということで、そんな感じ! 

 

 

 

新米パパから見た建築・まちづくりに対する嘆き(主に東京)

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子供が産まれて、そろそろ1年。

本当にこの1年は価値観を大きく揺るがす1年でした。価値観を揺さぶられすぎて、色々と疲れてる、、、

 

そんな中でも、ずっと建築やまちづくりに関わるぼくとしては、どうしても気になるのは建築やまち。

 

世の中、こんなにも子どもに優しくない設えなのか、、、と至るところで思ってしまいます。

 

今回はそんな新米パパから見て、ちょっと街のこんなところどうなの?って改めて思ったところを備忘録的にまとめてみたいと思います。

 

 

電車のすき間

まずはこれな。

やっぱり日本の電車ってホームと電車のすき間大きいですよね。ほんと。

ぼくが大好きなドイツでは、電車に自転車が乗ることもあれば、車いす利用者がすいすいと一人でそこらじゅうに出歩いているバリアフリー大国なので、こんなすき間は一切なかった。

この隙間が大きいせいで、ベビーカーで電車乗るとき結構怖いんですよね。

 

それに、意外と皆さん冷たくて、ベビーカーのために車内の場所を空けてくれないんですよね。奥に行ってもらえれば、余裕でベビーカーが入るスペースはできるはずなのに、意外と入口付近でとどまる。そうなると、結構ベビーカーで入るのが躊躇われるんですよね。これはまあ、電車のすき間と関係ないですが、そんなことを電車に乗るときに思うわけです。

 

 

エレベーター

ベビーカーを利用するうえで、エレベーターは必須!

子供がいないときは、エレベーターなんてほぼ乗りもしないで、エスカレーターや階段使ってたから気づかなかったけど、駅によってエレベーターへの導線がくそめんどくさかったりするんですよね。

7番線まであるけど、1番線にしかエレベーターないとかね。(西武池袋線池袋駅の例)

 

あと、ベビーカー使っている方々は概ねエレベーター使うので、エレベーター前にベビーカー渋滞ができるんですよね。ほんとに少子化?と思うくらい渋滞するときがあるからびっくり。

そんで、その中にいやお前歩けるだろ!って感じのおっさん、おばちゃんが紛れ込んでいたりすると無性に腹立つんですよ、これまた。

 

 

歩道せまっ!

東京に住んでいるせいもあるけど、ほんと歩道が狭い!てか、歩道すらない場合も多い。

まちづくりに関わる中で、とあるまちで、よくその街のお母様方から「この街は歩道が広くていい」とか「歩車分離してて安心」とか、そんな意見を聞くこともあったんですが、その意味が身に染みて実感できました。

やっぱ、歩道大事!

 

難しいのは、歩道が広くて、小綺麗だけだと、何だかニュータウン感がして、あんまり魅力的に見えないってとこ。

やっぱ下町の歩道すらほぼないけど、お店が密集してて、路上に少しお店のものがはみ出してるくらいが街として魅力的ですよねー(完全に個人の趣味嗜好ですが)

 

そこんとこのバランスが都市計画的には難しいですが、とにかく新米パパ的には歩道がせまっ!危なっ!って思うわけです。

 

 

ハイハイ自由にできる場所少なっ!

これももう少しして歩き出したら、ほぼ解決するんですが、ハイハイできる場所って本当にないんですよね。都内に。

あっても入場料などが高くて、わざわざそのために金払うのもなーとか思ったり、利用者が多くて、満足にハイハイできなかったりする、、

 

ハイハイの期間なんてほんの数ヶ月なので、そのための場所をつくるのは開発側としては、あまりメリットがないのは百も承知なのだけど、何とかならんものかなーと思うわけです。

 

まあ、この辺りはハイハイさせることが目的ではなく、他の主目的があって、その+αの要素としてハイハイがあるってくらいのつくりでないとできないですよね。

 

例えばこういうところとか。

 

oyakocafe-picnic.com

 

 

公園少なっ!

いや、正確に言うと公園は割とあるんですよ。

とってつけたような開発公園とかそこら中にある。

※開発公園とは?

⇒要は一定規模の建物の開発を行う際は、その開発をするところの土地の数%は公園にしないといけないことが法律に定められていて、それに則ってつくった公園を俗に「開発公園」って言うのだけど、嫌々つくった感じのものが多いんですよね。

 

だからか、そんな遊べる気がしない公園ばかりなんですよね。

遊具も少なかったり、ベンチも日が照りまくってて、ずっと座ってるのもキツかったり、、

魅力的な公園がなかなかないんです。

 

んで、ふと魅力的な公園ができるとこぞって、皆そこに集まるので、人が多すぎて行きにくいっていうね。南池袋公園とか本当にいい公園なんだけども、最近有名になってきて、人が多すぎて嫌になることが結構あるんですよね。

 (↓下の記事の時よりも最近はもっと混んでる・・・)

www.3bouz.com

 

 

家が狭い!

家がせめぇっす。

いや、そもそも狭い家しか住めないような、そんな経済力のぼくが悪いのだけど、本当に東京の家は狭い。

 

本当、ハイハイも思う存分にさせてあげられないんですよね。

まあ、まだハイハイはできても、これが歩き始めて、走りはじめたら、とても満足できるような規模の広さではない!

んで、もっと広い家に住みたいと思っても、都内の60㎡、70㎡、、程度の賃貸住宅って供給数が絶対少なくて、かなり家賃高いんですよね。

ぼくは全く分譲はいらないと思っている派なのですが、賃貸住宅がここまで魅力的でないと、分譲を買う人の気持ちもわからなくもないです。。

 

www.3bouz.com

 

と、まあ色々と嘆きましたが、父親になって、はじめてわかるまちや建築の良いところ、ダメなところってあるんだなーと。新たな視点を得られたなーと。最近そんな風に思います。

 

こういうこともわかった上で、建築やまちづくりの業界に関わっていきたいですね。

そんな感じ!

おしまいっ!

 

 

きっとこれで喜ばれる!皆と差をつける一味違ったハイセンスな出産祝い6選

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友達に子供が生まれた!!

めでたい!

けど、出産祝いどうしよう。。。

 

そうお悩みの方も多いはず。

または、何も悩まないで、スタイ(よだれかけ)や赤ちゃん服など、当たり障りないものを買う方も多いことでしょう。

 

でもちょっと待ってください。本当にそのお祝いでいいんでしょうか?

せっかく出産祝いを上げようと思えるくらいの仲の友達に対してなら、もっとよくお祝いを考えた方がよいのではないでしょうか?

 

ぼくは、子供が生まれてから、色々な方に出産祝いをいただくことがありました。

その中でも赤ちゃん服やスタイなんかは、よくもらって色々な人のお下がりももらっていたので、これ以上もらっても・・・と正直思うこともありましたし、え?この服どうなの?みたいなぼくら夫婦の好みとはかけ離れた服をもらうこともありました。

 

今回は、ぼくがもらって嬉しかったお祝い。これ貰ったら絶対嬉しいだろうというお祝いについてまとめてみました。

好みの差はあれど、どこにもまとまっていないグッズばかりだと思うので、ご参考になれば嬉しいです。

 

IKEUCHI ORGANICのベビーグッズ

まずはこのIKEUCHI ORGANICの商品なんかどうでしょう?

何が良いって、このブランドのこだわり用。何と言っても全ての製品が「赤ちゃんが食べても大丈夫」と謳っており、オーガニックコットン100%なのです。

赤ちゃんは何でも口に含んじゃいますからね。

このこだわりのある製品はお祝いとしてもとても喜ばれると思うし、この会社のこだわりやストーリーを伝えるとより喜ばれると思います。

www.ikeuchi.org

中でもこちらの製品がおすすめ!

 グレーと青が個人的には可愛くておすすめ!男の子視点かもしれませんが。

そして、もう1つはこれ

 

www.ikeuchi.org

この製品は、スタイにも使えるし、ハンドタオルやおままごとにも使えるという優れもの。

大人が登山や散歩なんかするときに首元に巻くこともできるし、違和感のないデザイン等、ずっと長く使える商品ですよ。おすすめ。

 

CLASKA Gallery & Shop "DO" オリジナルの、ベビー用麦わら帽子

www.claskashop.com

 

これも超絶いいですね!

何と言ってもこのフォルムですよね。可愛い。。。

絶対喜ぶと思います。

生まれたてほやほやの赤ちゃんには少し大きすぎますが、1歳近くになってきたら、ちょうどよくかぶれるようになってきます。

 

洛中 髙岡屋のせんべい座布団

これも嬉しいなー 

単純にインテリアとしても可愛くて色々な柄がそろっているし、この上で寝ている赤ちゃんはめちゃ可愛いです!

直径100cmもあれば、多少寝返りができるようになっても問題なし。ふかふかだし、おすすめです。

 

 

ストッケのトリップトラップ

子ども椅子界の中でも有名な椅子です。

少し値が張りますが、奮発して買える仲だったり、複数人で1つのプレゼントを贈るときには、これもいいです。

座れるようになってから、めちゃ重宝します。

色もたくさんあるので、プレゼントされる側の好みにチョイスして選んでください。

 

ちなみに合わせてベビークッションや落下防止用のハーネスなんかもセットで贈ることができれば、「こいつできる!!」感がハンパないこと間違いなしです。

 

 

 FUNFAMの木製子供用食器

 

これなんかもいいですよね。

味気なくなってしまう離乳食も食器が良い感じだと、ご飯を上げているこっちもテンションがあがります。いやほんと。

赤ちゃんが生まれてしまうと、なかなかこういうこだわりの食器を使うとか、考えている場合ではなくなってしまうので、人からこういうのもらえたら嬉しいと思います。

 

子どもが舐めても安全なクレヨン!キットパス 

 

「子供に枠にはまらず、自由にお絵かきしてほしい」

この思いは、誰もが親になったら一度は思ったことがあるでしょう。

このキットパスはそれを現実にしてくれます。

窓ガラスに限らず、フローリング等のつるつるしたところであれば、このキットパスで描いたものは濡れ雑巾とかで簡単に落とせます。

書き心地も滑らかで気持ちいい!つい大人も一緒のお絵かきしたくなるほどです。

これ、絶対嬉しいプレゼントですよ。

 

★★★

以上、いかがでしたでしょうか?

子供が生まれた家族は、本当に親戚や職場の人、友人などなど、色々な人からお下がりやらなんやら、たくさんお祝いをもらうので、人とは少し違ったお祝いをあげると喜ばれると思います。

 

参考になれば!

そんな感じ!

それではっ!

職能を広げる建築家から学ぶこと

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最近、若い建築家を中心に、建築家の職能を広げていく動きが随所に見られます。

もはや建築は、ただデザイン性の高い建物をつくるだけで終わりの時代ではなくなっているのです。

 

では、どんな風に建築家たちは職能を広げているのでしょうか?

建築分野の職種にいる方、あるいは進もうとしている方は、こういう方々の取り組みを少しでも理解しておくことで、自分の進むべき道が見えてくると思います。

 

ってことで、ちょっくら整理してみます。

 

 

馬場正尊

1968年佐賀県生まれ。建築家/Open A ltd.代表取締役東京R不動産ディレクター

早稲田大学理工学部建築学科卒業後、博報堂へ入社。博覧会やショールームの企画等に従事。その後早稲田大学大学院博士課程へ復学、建築とサブカルチャーをつなぐ雑誌『A』編集長を務める。2003年、建築設計事務所Open Aを設立。個人住宅の設計から商業施設のリノベーション・コンバージョン、都市計画まで幅広く手がける。東京R不動産では編集・制作面を担当し月間300万PVの人気サイトに育て上げる。東北芸術工科大学准教授を務めるほか、イベント・セミナー講師など多方面で活躍。『だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産フリーエージェント・スタイル』(ダイヤモンド社)、『都市をリノベーション』(NTT出版)、『団地に住もう! 東京R不動産』(日経BP社)、『「新しい郊外」の家』(太田出版)、など著書多数

 出典:馬場正尊 / 建築家 世の中をよりよく変える仕事と働き方[前編] | WAVE+

 

言わずもがな、不動産サイトで知られる東京R不動産でディレクターをしている傍、Open Aという設計事務所で代表をやっている馬場さん。

 

彼は、設計以外にも東京R不動産というメディア業の方面で、職能を広げている建築家の一人です。

 

東京R不動産以上のメディアを抱えている建築家は、ぼくが知る限りいません。

東京R不動産は、立地と家賃だけで、判断されがちな世の中、多少不便だけどキラリと光る物件を紹介しているサイトです。

東京R不動産

 

こういうメディアを持っていると、たとえば多少古くて、不便な立地にあるけど、環境が豊かで、デザインも可愛らしい団地再生なんかと相性がよくて、自身のメディア力と設計力を掛け合わせて、団地再生の仕事をとってきたりしています。

 

たとえば、こういうプロジェクト

OpenA » 観月橋団地再生計画

京都「堀川団地再生プロジェクト」DIY実験住戸が完成!内覧会に行ってきた | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

 

団地再生の系の仕事って、割と実績が重視されがちで、なかなか新規に参入しづらい面があったりしますが、単なるリノベーション・設計業だけでなく、R不動産という一大不動産メディアを持っていた馬場さんだからこそ、こういう仕事も舞い込んできたのだと、ぼくは思います。

 

そんな馬場さんの本もオススメ!

 

 

 

大島芳彦

1970年東京都生まれ。1998年石本建築事務所入社。2000年よりブルースタジオにてリノベーションをテーマに建築設計、コンサルティングを展開。活動域はデザインに留まらず不動産流通、マーケティングブランディングなど多岐にわたる。大規模都市型コンバージョンや大規模団地再生プロジェクトなどを手掛ける一方で、エンドユーザー向けに物件探しからはじめる個人邸リノベーションサービスも多数展開。近年では地域再生コンサルティング、講演活動で全国各地に足を運ぶ。リノベーションスクールでの実績により「日本建築学会賞教育賞」を受賞。

出典:大島 芳彦 | リノベーションスクール@北九州

 

大島さんは建築設計の他にも、自らも大家もやるなど、不動産流通にも手を伸ばしています。

また、自社にメディア専門の舞台もあるなど、メディア力にも長けている。

というのも、ブルースタジオの社長の大地山さんがもともと広告・デザイン業界の出身で、そういう面に長けているから。

というか、こんなにブルースタジオの顔として、出ている大島さんが社長ではなかったってご存知でしたか?意外に思われる方も多いようです。

 

また、プロフェッショナルにも取り上げられてましたが、最近では、建物のリノベーションだけでなく、まちのリノベーションにも手を伸ばしています。 

www.bluestudio.jp

 

最近は色々な地域でリノベーションスクールが開催されていますが、どこにでもいるよね、この人。大島さんは3人いるという噂がまことしやかに囁かれているとか、いないとか。

 

自分でもリスクをとって、事業を起こしていたりするので、本当に建築家?というくらい色々なことをしています。

 

 

これなんか、鹿児島県鹿屋市で廃校を買って、リノベするそう。リスク高いことすんなー。まじすごい。

 

そんな大島さんですが、こちらの本は彼の考えの一端が知れるかも!

 

 

 

藤村龍至

1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年より藤村龍至建築設計事務所(現RFA)主宰。2010年より東洋大学専任講師。2016年より東京藝術大学准教授。建築設計やその教育、批評に加え、公共施設の老朽化と 財政問題を背景とした住民参加型のシティマネジメントや、日本列島の将来像の提言など、広く社会に開かれたプロジェ クトも展開している。

主な建築作品に「OM TERRACE」(2017)「鶴ヶ島太陽光発電所環境教育施設」(2014)「APARTMENT N」(2014)「家の家」(2012)「小屋の家」(2011)「倉庫の家」(2011)「東京郊外の家」(2009)「BUILDING K」(2008)。

 出典:RFA | RFA

 

藤村さんはNHKの「ニッポンのジレンマ」等、メディアにも割と出ていたり、とにかくtwitterの投稿が多いので、いろいろとお考えを知れる機会が多いのだけど、本当にこの人の考え方、思考は色々と参考になるし、刺激になります。

 

正直、藤村さんの建築自体はあまり好きでないものが多いのですが、彼がやっている鶴ヶ島プロジェクトアーバンデザインセンター大宮などはとても参考になるものです。

 

建築だけでなく、都市計画・まちづくりの分野にも手を広げ、またその都市計画を行う上でのスキーム、プロセスはまさに東京工業大学社会工学(都市計画等を学ぶ専攻)から建築に進んだ彼自身の歩みからくるものです。

 

彼ほどに、住民の合意形成プロセス等、まちづくりの進め方等について体系立ててまとめている建築家はいないので、一度本を読んでみることをおすすめします。

 

 

 

 

西村浩

1967年佐賀県生まれ。東京大学工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、1999年にワークヴィジョンズ一級建築士事務所を設立。土木出身ながら建築の世界で独立し、現在は、都市再生戦略の立案からはじまり、建築・リノベーション・土木分野の企画・設計に加えて、まちづくりのディレクションからコワーキングスペースの運営までを意欲的に実践する。
日本建築学会賞(作品)、土木学会デザイン賞、BCS賞、ブルネル賞、アルカシア建築賞、公共建築賞 他多数受賞。2009年に竣工した、北海道岩見沢市の「岩見沢複合駅舎」は、2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞。

出典:西村 浩 | リノベーションスクール@北九州

 

西村さんを一躍有名にしたのは、なんと言ってもこの事例でしょう。

www.g-mark.org

 

これは何もかっこいいコンテナをつくったからいいというわけではありません。

なんの変哲も無い駐車場や空き地を市民と一緒に原っぱにして、そのなかの1つのコンテンツとしてコンテナを置き、まちに賑わいを取り戻したというもの。

詳しくは以下の記事やそのほかググってほしいのだけど、これ佐賀市の社会実験で行っているところがまたすごい。佐賀市という行政を巻き込んで、結構お金も出せているんですよね。それに自分でも色々とリスクをとっている。

www.g-mark.org

行政をなぜ巻き込めたかというと、このコンテナを設置する前に、「街なか再生計画」という上位計画づくりに西村さんは関わっているんですよね。そこにすでにコンテナ活用を位置付けてしまっているところが、元都市計画コンサルとしては面白いところだと思っています。

 

また、さらにリスクをとって、この地域一帯に不動産を持ち始めていて、

コンテナまた使って、こんなコワーキングスペースつくったり、

マチノシゴトバ COTOCO215 | 佐賀市呉服元町にあるコワーキングスペース&シェアオフィス

 

その隣に、こんなものもつくっちゃったり、

ON THE ROOF - creative complex | creative complex

 

もはや不動産屋さんですよ。建築家ですよ?この方。

 

西村さんの本は、とくにないので、色々とネット記事漁ってみてくださいな。

彼の取り組みは本当に面白いです。

 

谷尻誠

1974年広島県生まれ。94年穴吹デザイン専門学校卒業後、設計事務所勤務を経て、2000年建築設計事務所Suppose design office設立。建築をベースとして、新しい考え方や、新しい建もの、新しい関係を発見し、常に目の前にある状況で、見つけることが可能な新しさを提案し続けている。現在、穴吹デザイン専門学校非常勤講師、広島女学院大学 客員教授を務める。 

出典:谷尻誠インタビュー | デザイン家具のDIYキット販売 MaKeT(マケット)

 

最後はこの人。ファッションやらインテリアやら自転車やら、建築以外でも最近色々なメディアに出てますよね。

最近では不動産業をはじめたり、飲食業もはじめたりしています。

architecturephoto.net

world-architects.blogspot.jp

 

彼の建築やリノベーション物件は、どれもセンスがよくて、僕も好きなのですが、そのデザインセンスもさることながら、こうして建築以外の分野にも手広く幅を広げているのは、今後の建築家の生き方として、とても参考になりますよね。

 

また、どこぞこの有名建築家に師事していたわけではなく、専門学校の出身からここまで著名な建築家になったのは、本当にすごい。頭がさがる思いです。

 

そんな谷尻さんのセンスを感じたい方は、こちらの本をどうぞ。

 

 

 

 

★★

こういうアトリエ事務所の建築家の動きをみて、大手〜中堅の設計事務所コンサルタント事務所にいる方々は、自分たちは関係ないやと思っていたら、大間違いです。

いい加減、TVのコメンテーター的な仕事に満足していて、いいのですか?とぼくは問いたい。

これまで通りに、実践を伴わない、何かの本で聞きかじった知識や事例集めで満足していると、こんなことを言われてしまいます。

toyokeizai.net

 

 今後、生き残るのコンサルや建築家は、「実践」し、そこでの経験を「蓄積」「検証」し、それをコンサルや自身の設計に活かしたり、つなげたりすることが大切なんだと、強く思います。

 

そんな感じ!

それではっ!

 

転職しよう!と思わせてくれる良記事・良書まとめ!

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転職して、はや数ヶ月。

本当に毎日が楽しいし、転職してよかったなーと思う日々を送っています。まあ、前職は前職で楽しく働いていたんだけど、より楽しくなった。

 

けど、そうは言っても、転職のハードルってすごく高いですよね。

仕事しながら転職活動するのも面倒だし、

転職後に良い環境が待っているかどうかなんて保証されないし、

転職先の人とうまくやっていけるかどうかわからないし、

転職市場というマーケットに自分を放り出して、評価されるかどうか不安だし、、、

 

色々な不安が転職にはつきまといます。

この不安のせいで、1歩が踏み出せなかったり、なし崩し的に今の職場にい続けてしまう、なんて人も世の中には数多くいることと思います。

 

そんなあなたを勇気づけてくれる優良記事や良書をまとめちゃいたいと思います。

ちなみに、これまでの転職関連記事はこちらから。ぜひ読んでみてください。

 

www.3bouz.com

 

www.3bouz.com

 

www.3bouz.com

 

www.3bouz.com

 

www.3bouz.com

 

 

今後の人生を考える上での良書

まずは、こちらの本は読んでおくべきですよね!

 

 

言わずもがな、知れたリンダ・グラットンの2冊。

仕事だけでなく、自分の人生を考えるうえで、絶対読んでおきたい2冊です。

 

 

転職について自問自答する手助けをしてくれる、こちらの本

「もう、この会社辞めようかな……」。サラリーマンなら誰しも一度は考えることですが、そのまま辞めるのが本当に正しい道でしょうか?あなたにとって最適な答えを見つける方法は、本書の質問に自問自答しながら読み進めるだけ。いまの会社を辞めるのか、残るのかが問題なのではありません。理想のキャリアプランを設定して、自分の人生を自由に生きる選択肢を手にいれましょう。

出典:amazon 

 

自分のことを言っているのか!?というくらい的確な質問を投げかけてくれます。

辞める辞めないに関わらず、一度は読んでおくべきかと。

 

これを読んで、辞めない!って選択をすることもいいと思います。

 

 

ちゃんと後悔しないために、自己決定しようと思う良記事

ちきりんさんの記事から1つ。

d.hatena.ne.jp

 

この記事から少し引用。

「みんなもそうしてたから」

「親や先生に勧められたから」

「家族に反対されたから」

そんな理由で自己決定する機会を放棄してしまわないよう。

ちゃんと自分で選んでいかないと、何かあった時に自分を自分で支えられない。

 出典:ちゃんと自己決定してきたか? - Chikirinの日記

 

本当にこの通りだと思いました。

ぼくは転職し終わったあとに、この記事を読みましたが、自分の悩みに悩み抜いてした決断は間違ってなかったんだと思いました。

 

ぼくも、家族を理由に「転職をしない」とか「内定をもらった社のうち、こっちを選ぶ」とか、色々と選択肢はありましたが、一旦「家族」というものを忘れて、純粋に自分はどうしたいかということを心底、真剣に考えました。

 

それは、人によっては「人でなし」呼ばわりされることかもしれませんが、何かあった時に自分を支えるために、そして選んだ道に後悔することがあっても、家族のせいにしてしまわないように、きっちり「自分はどうしたいのか?」「どう生きたいのか?」を、家族を脇に置いて考え抜きました。

 

これ、本当に大事だと思う。

 

 

気軽に転職のことを知る漫画

まずはこの漫画から、転職にとっかかりを見つけるでも、いいと思います。

単純に話として面白いですし、転職業界や日本の労働・仕事全般についても色々な知識がさらっと学ぶことができます。

オススメですよ。

 

 

煽りに煽られてしまおう

イケハヤさんの記事。

癪ですが、イケハヤさんの煽りに煽られまくって、転職しちゃってもいいと思います。

www.ikedahayato.com

 

記事から少し引用。

この時代になって「一度も転職したことがありません」という人は、ビジネスパーソンとしての市場価値が低いです。

偏差値でいえば50以下。しかも、これからどんどん価値が下がっていきます。

有名企業で働いているとか、そういうことは無関係。

「転職をしたことがない」というその事実自体が残念だ、ということです。

 出典:「転職したことがない人」の価値はどんどん落ちていく。 : まだ東京で消耗してるの?

 

だいぶ、煽ってきますねー

でも、自分を鼓舞したい人にはオススメの記事ですよ。

 

★ 

何がなんでも転職した方がいいとは思いませんが、転職することによって、自分の成長に繋がる(=ちゃんと市場に評価される人材になれる)と思えるのであれば、転職した方がいいかなーってぼくは思います。

 

この先行きが不透明な時代の中で、会社に頼るのではなく、ちゃんと個々の人間として、評価されるようにならないと、将来的に食っていけなくなる可能性もあると思うからです。

 

とりあえず、今日はこんな感じ!

それではっ!

先週・先々週(2017年4月10日〜4月23日)気になった建築・まちづくり系の記事

シリーズ化しようと思っていたこちらの記事。

さっそく、先週・先々週の分をまとめるのをすっかり怠っていました。いかんいかん。

 

ってことで、まとめちゃいます!

 

オフィスは開く時代!

オフィスを開くことで、その事務所のファンも少なからず増えることになりそう。

働き手も、もっともっと楽しく働けるようになりそうだし、こういうオフィスで働きたいなー

 

 

一級建築士の試験にも役立つかも!楽しんで勉強できそうな数冊!

 

ここら辺は、まずは建築にとっかかりを持つ上で、または一級建築士試験の勉強の手始めとして、読んどいて損はないかも!

 

 

公共空間の利活用をする人は必見!

 

 

いろいろと公共空間の利活用がはじまっています。

もっともっと、この輪が広がればいいし、僕自身も関わっていきたいなー

 

 

まちづくりを行っていく上では、ブランディング力ってすごく大事

ムービーやら、サイトの見せ方やら、広報の仕方など、ブランディング力が高いなーと思いました。

一回こちらのサイトを見てみてください。行きたくなりますよー!広島だけど。

STOREHOUSE 〜みんなでつくるまち〜/ストアハウス・広島県福山市・イベント・マルシェ・秋・夏・まつり情報

 

 

相変わらず、動く建築にとても興味関心があります

動く建築はここ数十年で、もっともっと盛り上がるはず!てか、盛り上がって欲しい!

働き方や暮らし方、生き方、いろいろなことを考えさせてくれる「動く建築」の動向は今後も要チェックです!

 

 

気になる官民連携の取り組みをピックアップ

 

 

 

今回はこんな感じでした!

それでは、また来週!

 

面白い!と思えることは、実はとても面倒な道

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以前書いた記事で、自分が楽しい、面白いと思えることを見つけるために、ぼくが考える方法について、書き連ねました。

 

www.3bouz.com

 

ただね、自分が真に面白いと思えることって、結構面倒なことだったりすると思うんですよね。取っ掛かりは億劫というか。

 

今回はそう思う理由をぼくなりにまとめてみたいと思います。

 

 

ずっと面白いと思えるとか、ただの病気

ほんとこれ。

ずっと、四六時中面白いと思えることがある人とかただの病気ですよ。もう、依存症というか、ワーカホリックというか、、、

 

ずっと面白いと思えるもんなんて、なかなかないと思うし、むしろそれが普通だと思うんですよね。

だから、べつに面白いと本気で思えるものがないからといって、気にする必要はないんです。それが当たり前。

 

 

辛い、面倒くさい先に真の面白さがある

最近、ぼくは面倒なことの先に、きっと「面白い」があると思っています。

ただ、ただ面白いだけのものとは、きっと違う「面白さ」がきっとあるんだろうと思っています。

 

たとえば、ぼくに関係の深い、まちづくりの話をすると、「公共空間の利活用」なんてその1つ。

あれも、マルシェやら、公園で映画を見たりやら、その行為自体は一見楽しいように思えますが、実際はテントを設営したり、機材を運んだりと、面倒で地味なことばかりがあるんですよね。当たり前だけど。

 

なんでもない平日のナイトピクニック オトナリatたちかわ | Qetic

公園をまちのリビングに! ~パークキャラバン/アウトドア・リビングの可能性~ | ソトノバ | sotonoba.place

映画×アウトドア「ねぶくろシネマ」

 

でも、その結果として、とっても面白い光景が出来上がるわけ。

面倒くさいことの先に、きっと素敵で、面白いものが待っているんだなーと最近思います。

 

 

宮崎駿もめんど臭いと思ってアニメをつくっている

こちらの記事をご覧ください。

宮崎駿の「めんどくさい」は、モチベーションの真髄 | サラリーマンからWEBフリーランスへ

 

もう、めんどい、めんどい言って宮崎駿さんもアニメをつくっていたりするんですよね。

でも、その先に、あんなに素敵なアニメーション映画ができるんです。

 

この「プロフェッショナル」で放送されていた、宮崎駿さんの回はぼくもリアルタイムで見ていましたが、宮崎さんはこんなことを言っていました。

 

「面倒くさいなあ」
「まことに面倒くさいよね」
「あー面倒くさい」
「面倒くせえぞ」

 

「何が面倒くさいって、究極に面倒くさいよね」

 

どんだけ、面倒くさいんだよ!笑 っていうね。

でも、こんなことをその後に言います。

 

「面倒くさくないとこで生きてると、面倒くさいのはうらやましいなと思うんです」

 

 「世の中の大事なことって、たいてい面倒くさいんだよ」

 

「面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ」
「『面倒くさかったらやめれば?』『うるせえな』って、そういうことになる」

 

面倒くさいで終わらせないんですよね。

きっとその先に素敵なことが待っていることがわかっているから。

こんなことを思いつつ、しっかりと仕事をやりきるってところが巨匠の所以なんでしょう。実際わかっていても、なかなかできない。

 

でも、とても勇気がもらえる言葉ですよね!

 

ずっと楽しい!とか、ずっと面白い!なんて思えるもんなんてそうそうない。

でも、面倒くさいと思っていることの少し先を想像してみると、実はものすごく面白い世界が待っているのでは?なんて思うんです。

そして、その世界が、自分にとって「とてもワクワク」することであるならば、きっとそれはあなたにとって「本当に面白い」と思える仕事だったり、ことだったりするんだと思うんです。

 

ふと、そんなことを考えました。

それではっ!

 

 

 

一級建築士試験を受かる第一歩は覚悟を持つこと

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久しぶりの一級建築士試験関連記事!

これまでの記事はこちらからご覧ください!

www.3bouz.com

 

一級建築士の試験に受かるために思うところは、大体これまでに書いてきたので、もうほとんど書くことないなーなんて思っていたのですが、最近周りの一級建築士を受けようと思っている人の話だったり、たまにDMで一級建築士試験について相談をしてきていただける方の話を聞いていて思ったことがあるので、ちょっと記事を書いてみました。

 

 

一級建築士を受けようとしている人の大半は自信もやる気もない

周りの一級建築士試験を受けようとしている人の話を聞いていると、ほとんどの人は本気で受かろう!とするやる気もなければ、自信もないんだなーと思います。

 

多くの人が、

「ひとまず、今年は試験の雰囲気を味わう」とか

「とりあえず、学校に通わないで、受けてみるだけ受けてみようと思う」とか

「来年が本番」とか

こんな感じのことを言っているのをよく聞きます。

 

けど、ぼくはこの手の話を聞くと、はっきり言って、自分が落ちたときに備えた保険をかけている言葉としか受け取れません。

 

もちろん色々な考え方があっていいと思いますが、正直「試験の雰囲気を味わう」とか何も意味ないです。

雰囲気を味わったからと言って、合格率高くなるの?

これまで、高校受験とか大学受験とか、一度試験の雰囲気を味わってから、本番受けてたの?

そんな風に思ってしまいます。

 

絶対、今年の試験で受かる!

今年が最初で最後のチャンス!

 

そういう気持ちで、試験にのぞまないといつまで経っても、受かるもんも受からないと思います。

実際、上述のような保険をかける人に限って、2年目もあっさり落ちていたりします。

一度、一級建築士試験に対して、逃げの姿勢を出してしまうと、なかなか覚悟を持って試験に取り組めなくなるんだと思います。

 

なので、初年度から、「絶対受かる!」という覚悟を持つことが、大切です。

 

 

覚悟を持てば、大抵受かる!

まずは、「今年、絶対受かる!」と周りに宣言してください。

自分から逃げ道を絶ってください。

 

そうすれば、試験勉強ももっと真剣に取り組まざるを得なくなるし、集中力も増します。

精神論めいた話ですが、普段仕事をしながら、勉強をしまくって、試験にのぞまないといけない、一級建築士の試験なんて、心の問題が7割だと思っています。

 

そして、その心の問題というのが、「覚悟を決める」ことです。

変な保険をかけずに、「今年さっさと受かって、来年からはいっぱい遊ぶ!」と思って、試験にのぞむことが大事なんです。

 

実際、覚悟を持って、試験にのぞんでるなーって感じる人は、大抵受かってます。

てか、どうせ覚悟を持って、取り組まない限り、ほぼほぼ受かることなんてないので、さっさと覚悟決めて、試験にのぞんだ方がいいです。

 

ってことで、はい。そこのあなた。今日から「来年が本番!」とか言うの禁止!

 

 

ほんと、覚悟を決めることが、一級建築士の試験を受かる上で、何より大事です。

試験会場にいる人の5、6割は覚悟決められてない人だと思うので、覚悟決めれば、それだけで合格率は何倍にもアップします。

 

ちゃっちゃと覚悟決めて、ちゃっちゃと資格をとってしまうことで、次のステップに進んじゃいましょう!

 

それではっ!